夜明けのすべて
「そして、バトンは渡された」などで知られる人気作家・瀬尾まいこの同名小説を、「ケイコ 目を澄ませて」の三宅唱監督が映画化した人間ドラマです。
月経前になるとPMS(月経前症候群)のせいでイライラして、感情を抑えきれなくなる藤沢美紗(上白石萌音) そしてパニック障害があり、人づきあいが苦手で、仕事、その他、何に対しても無気力な同僚の山添孝俊(松村 北斗)
同じように悩みを抱えている二人が知り合ったことで、彼らの日常にも少しずつ変化があらわれてきます。
藤沢は山添の髪を切ってあげたり、山添は藤沢にイライラの兆候が見えると、洗車などの用をさせる事で他に気をそらしてあけたり、友情らしき関係が見え始め、その絆により、前向きな気持ちが生まれてきます。
毎日が少しずつ変化をもたらしたことで、藤沢は母親の介護を、無気力だった山添は、仕事への情熱を得て、それぞれに前向きな気持ちで、自分の未来を選択していくとゆうストーリーてす。
とてもシンプルなストーリーで、大きな展開はありません。 ほぼ職場のシーンばかりです。
感動的な話として盛り上げてラスト。。などとゆう事もありません。
もしかすると、物足りないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが 私はこのシンプルさが良かったなーと思いました。
PMS(月経前症候群)や、パニック障害の事、自分の意志とは関係なく、体が意にそわなく反応してしまうとゆう事の苦しさ、この映画を通して、ほんの少しでも今までより理解できた気がします。
二人の関係が、そこから恋愛ストーリーへ展開しなかったのも、個人的には良かったです。
職場の方々の理解と優しさが常に感じられ、こちらまで温かい気持ちになれました。 そんな職場の方々かいたからこそ、二人は自分達なりの夜明けを迎えられたのでしょう。
夜明け前が一番暗い。こんな言葉があるシーンの中に出てきましたが、そう考えたらきっと、何かで落ち込んでる時も元気が出るかもしれません。
今が一番暗い、だから夜明けは近いって。。
そのうち配信があるといいな〜
機会かありましたら、ぜひごらんくださいね。
まだ寒い日がありますが、少しずつ春めいて来るのはうれしいてすね🌸
花粉の方はこの時期、大変かと思いますが、あと少し頑張ってください🖐️