私のシネマワールド

映画の事を中心に、気の向くままに書いております。

カイジ 人生逆転ゲーム 胸に残る名言 楽しめました~!

カイジ 人生逆転ゲーム 

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自堕落な日々を送る26歳のフリーター伊藤カイジ藤原竜也)は、友人の借金の保証人になったために多額の負債を抱えてしまう。そんな彼に金融会社社長の遠藤(天海祐希)は、一夜にして大金を手にできる船に乗ることを勧める。その船で奇想天外なゲームをするはめになったカイジは、人生を逆転するための命懸けの戦いに挑む。
                            
スタッフ 監督:佐藤東弥  原作: 福本伸行  脚本: 大森美香 

キャスト  藤原竜也 天海祐希 香川照之  山本太郎 光石研  松山ケンイチ 松尾スズキ 佐藤慶       他     
                                                                                                         シネマトゥデイより          
                                             
映画、カイジ 人生逆転ゲームを観ました。
これまた人気コミックの映画化だそうで、マンガに縁のない私は、全くの予備知識のない鑑賞となりました。
感想はと言いますと、想像を裏切り(笑)なかなかおもしろかったです。

友人の借金の保証人になったばかりに、一夜で借金を返せるとゆうゲームに参加せざる終えなくなったカイジ そこから彼は、人生をかけたゲームに命がけで挑戦していくことになります。
そしてそのゲームを通じ、自分の今までの自堕落な生き方を見つめなおし、もう一度人生を一からやり直したいと思うようになります。
ジャンケンゲーム 鉄骨渡り Eカード それぞれのゲームもおもしろいです。
度胸もいれば、相手の裏の裏をかく頭脳も必要、我慢する事も・・はらはらしながら、自分も緊張しながら観れますよ。

でも私が一番この映画で面白く感じたのは、船上ゲームの主催者代表の利根川の放つ、耳をおおいたくなるようなひどい言葉なんです。
船に集められた人間は、勝って借金帳消しになるのはいいが、負けたらどうなるか知りたがります。

(カイジ。乗船者)
「負けたら、どうなるんだ?俺達には知る権利がある」
利根川「)
「甘えるな。今宵は負けたクズを集めた最終戦。ここでまた負けるやつの運命など、俺はもう知らん」
 「勝つ事がすべてだ。勝たなきゃゴミだ」

な~んて、ひどい言葉を浴びせるんです。なのにあ~ら不思議。。映画が進むに連れ、その言葉がけっこう的を得てるように感じてくるんです。
ひどい言葉だけど、今まで誰も言ってない言葉。自堕落な生き方で世の中に甘えてた、借金まみれの彼らの目を覚ますには、このくらいの言葉が必要なのかもしれません。
カイジにしても、保証人の意味もわからず、安易になってしまった甘いところがありますから・・

また電流の流れる鉄骨を渡る決断のつかない者に対し、浴びせられる印象に残った言葉もあります。

(利根川
「一生迷ってろ そして失い続けるんだ・・貴重なチャンスを・・」
「世間は母親ではない おまえらクズの決心をいつまでも待ってはくれない」

あら~母親ってそんなに子供の決心を長く待てるのかしら~?私も母親ですが、そんなに長く待てないタイプですよ~(笑)
これは、カイジ達に対しての言葉ですが、自分に言われたかのように感じてしまいました。
誰にでもありますよね。いつも迷って一歩を踏み出せずにいたり、人生いつまでもあるもんだと考え
ついついめんどくさい事は、先に延ばす・・・せっかくチャンスがあってそれで逃す事も・・
もう二度とやってこないチャンス・・やはりその瞬間迷わずつかまえたいですね~
なんだか、本当にそう思いました(いつくるんだ?私の幸運・・来ないまま、人生終わったりして・・笑)                       
こんな利根川とゆう男のひどい言葉の数々が、逆にこの作品の魅力となり、私の心を捉えました。
ひど~い。でも確かにな~。。そんな感じです。これは映画を観てみないとわからないと思いますので
お時間ある方は、ぜひ観てくださいね。
なんだかちょっとした自己啓発本を読んだような気持ちになりした。
            
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漫画をごらんになってる方は、キャスティングのイメージが違うと思うかもしれませんね。
後で漫画の絵を見たら、カイジ藤原竜也君のように、可愛いルックスではありませんでした。(笑)
でも外見が似てるから、いいかといえば、そうも言えませんね。
作品として面白く、また多くの方に足を運んでもらえる役者さんでないと・・
そうゆう意味では、藤原竜也君で良かった気がします。甘いルックスばかりが目立ってしまいますが
彼はかなりの演技力があると思います。漫画を知らず、この作品を観る人にとっては、彼がカイジです。漫画は漫画として、映画は映画として、そう割り切って、別の魅力を楽しんだらいいと思います!
公開したばかりですので、時間はまだまだありますよ~! 映画館へレッツゴ~!

(おまけの一言)
私が観たすぐ後に、息子№3が観に行きました。私同様、利根川の言う言葉がいいと言っておりました。
この息子、8日がお誕生日でした。(何歳だと思う?)
そして今日は、長男№1の誕生日です。(何歳だと思う?)えっ? どうでもいい? 興味がない?すいませんでした~(笑)
ま、それにしても自分がついこの前までその年だった気がするのに、人生って速いですね~恐ろしい~!
それに加えて、最近急に膝が痛くなりました。どうも友達とのショッピングで歩き過ぎたのが原因のようです。(昔はそんな事なかったのにな~)その後からそうなりました~。で、記事もあまり書けませんでした。訪問も遅れてて、ごめんなさいです。
10月は息子の誕生日と膝の傷みで、なぜかやけに年を感じる月になりそうです。
でも、気を取り直して頑張ります。膝もだいぶ良くなったし・・・
皆さんも、季節の変わり目。健康にはくれぐれも気をつけてくださいね~!