私のシネマワールド

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黄金を抱いていて翔べ  チャンミン効果か人がいっぱいでした!

                    黄金を抱いていて翔べ
 
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 (ストーリー)
過激派や犯罪者相手に調達屋をしてきた幸田は、大学時代からの友人・北川から銀行地下にある15億円の金塊強奪計画を持ちかけられる。幸田と北川は、銀行のシステムエンジニア・野田、自称留学生のスパイ・モモ、北川の弟・春樹、元エレベーター技師の爺ちゃんを仲間に加え、大胆不敵な作戦を決行する。共演は浅野忠信桐谷健太溝端淳平チャンミン東方神起)、西田敏行
 
 
 
日本推理サスペンス大賞に輝く高村薫のデビュー小説の映画化だそうですが、原作はまるで読んでいないので、予備知識0で観に行きました。  私は本来、明るい映画。そして単純にラストもハッピーエンドの作品が好きなのですが、それとはまるでかけ離れてる作品を観てしまいました。 それぞれに環境の違う男達が集まり、銀行の地下に眠る金塊を盗む計画を企てます。 前半は、彼ら一人一人の背景を探りながら観て、後半は実際に実行までを緊張しながら観た感じです。
 
幸田を演じた妻夫木聡君は、過去にどんな事があったんだろうと思わせるような、暗い青年の役。常に眉間に皺を寄せているような表情。笑顔もありません。 どこか映画「悪人」の時の彼と重なる部分がありました。
本来持ってる、さわやかさを封印して、彼はどんどん役者として成長してるんだな~と思いました。
そんな彼が、チャンミン演じるところのモモに対してチラッと見せた優しさが、印章に残ってます。
基本的には寡黙で責任感があり、強い男です。
 
北川役の浅野忠信さんは、本当に会話が自然で、映画の台詞と思えない言い回しをされる方で、彼の演技はとても好きです。
 
またこの作品が、映画初デビューの東方神起チャンミン。。この日本を代表する豪華な役者さん達の中にあって、決してひけをとらない演技だったと思います。  どんなに過激な事をしてもチャンミンの持ってる甘さみたいなものが、この男ばかりの映画の中で、唯一、癒しの味を出してた気がします。 これからは、役者さんとしても、ますます活躍されるのではないでしょうか~!
         チャンミン                               妻夫木聡   イメージ 3
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この作品、一言でこうゆう映画だった。。とは私はなかなか言えないのですが、
あえてゆうなら、せつない映画でした。本当にせつなくてたまらない作品であり、また観て良かったな~と思えた作品でもありました。  俳優さん達の個性が活きてる映画だと思います。
興味のある方は、ぜひ劇場でごらんくださいね。
 
(おまけの一言)
この作品、昨日(水曜日)に初回に観に行ったのですが、すごい人でした。
もちろんレディースデーで1000円で観れるとゆう事もあるでしょうが、やはりお目当ては、東方神起チャンミン君のようです。うん、確かにパラダイス牧場のようなラブコメドラマとは違う、彼のシリアスな演技も魅力的。
まだ観てないチャンミンファンの方は、ぜひ劇場に足を運んでくださいね。