続・三丁目の夕日 今回も良かったわ~!
やっぱり観てしまいました。ALWAYS(続・三丁目の夕日)
1が良かったから、続なんていらないのに~って思っていましたが、観てみたら、
今回は今回として、やっぱり良かったで~す!
〈ストーリー)
昭和34年の三丁目、今回は2つのお話しが軸となって、話が展開していく。
鈴木家では、親戚で、親が事業に失敗した為、しばらくあずかることになった、
その娘、美香が住人に加わる。
お嬢様育ちでわがまま美香、ことあるごとに鈴木家の息子、一平と反発し合うのだが・・・
美香と言い合いながらも、どこかで気になっている一平。
そんな居心地の悪い場所でのスタートだった新しい美香の生活も、鈴木家の暖かい環境の中で
少しずつ、変化していく。
一方、売れない作家茶川も、自宅に預かり自分を慕う淳之助に、安定した生活をさせる為
川渕の所へ連れ戻されないよう、芥川賞を目指す。
彼の想いをこめた小説は、果たして芥川賞を取れるのか?
今回も三丁目の住人は、楽しくて、おせっかいで、でもとても温かいです。
みんなで茶川〈吉岡秀隆)の夢を応援したり、鈴木オートの社長(堤真一)にいたっては
ショーで近くにきている ひろみ(小雪)の元へ茶川を連れて行ったり、
タバコ屋のおばちゃんが、六子(掘北真希)に恋心を抱く青年にアドバイスをしたり
そんなおせっかいすら、なんだかジ~ンときちゃいます。
それと子役がいい。それぞれの個性が光っていていて、大人顔負けの演技をしています。
一平はいたずらっ子で、父親によく頭をたたかれていますが、これも当時ならよくある光景。
たたかれたって、どうってことない。一平と父親との信頼関係ができているからです。
今の時代同じことをしたら、親も教師も逆襲にあいそうで、怖い〈笑)
淳之助は、血のつながらない茶川を心から慕い、何かと気を使っていて、その姿がいじらしいです。
鈴木家に預けられ、突っ張りながらも、本当は寂しい美加。そんな気持ちを母のようにやさしく
ときほぐし、家事を手伝う事を教えるトモエ(薬師丸ひろ子)との関係もステキ!
お手伝いの後、トモエから手にクリームをぬってもらった時の美加の顔。
母親のいない美加にとって、初めて感じた今までに味わった事のない温かいぬくもりだったんですね。
ア~ このシーン、忘れられない!(ジ~ンときますよ~)
30年代の東京の街並み、ファッションも楽しめますし、笑って泣けて、優しい気持ちにさせてくれる
この作品。おすすめです! 恋人と、お友達と、家族でどうぞごらんくださいね~!
(おまけの一言)
この映画を観た日だけでも、家族みんなでテーブルを囲んで食事してみませんか~!
たまにはテレビを消し、携帯にも出ず、みんなの顔をみながら
たくさん会話しながら、作ってくれた人に感謝しながら、食べてみてください。
そこから、きっとステキな何か、発見できますよ。
その何かは、どんな高級レストランにもない何か・・・です!
同じ書庫の(5)に前回の三丁目の夕日の記事がありますので
よろしかったら、そちらもお読みくださいね。