私のシネマワールド

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奇跡のシンフォニー 夏休み ご家族で観てね!

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奇跡のシンフォニー


<ストーリー)

美しいチェリストライラ(ケリー・ラッセル)とロックミュージシャンのルイス(ジョナサン・リース=マイヤーズ)は、運命の出会いを果たし、愛し合う。
新しい命も授かったライラだったが、娘の音楽家としての将来を期待するライラの父は、そんな二人の中を引き裂いてしまう。
交通事故にあい、意識不明の娘から生まれた赤ん坊を、亡き者とし、娘には意識のないうちの死産を告げ、赤ん坊を養護施設にあずける父。
嘆き悲しむライラ・・彼女の連絡先も子供の存在も知らぬルイス
それから11年後・・音楽家の両親の血を引く、二人の子供エヴァン・テイラー(フレディー・ハイモア)は、施設で11歳になっていた。
全ての音、風に揺れる草木や、街中の騒音さえも音楽として捉えられる少年に成長した彼、そして音楽を通して、両親に会えると信じる彼は、ついに音楽に導かれるまま、施設を後にする。

いっぽう音楽教師となった母ライラ、一度は会社に勤めるが、再び音楽活動を再開した父ルイス
ライラは、ある日、死を目前にした父から、ついに自分の息子が生きていることを知らされる。
そして施設で少年と面会したことのある、自動福祉局職員リチャード<テレンス・ハワード>との出会いにより、彼女は探し始めていた息子の顔を写真で確認する。
施設を抜け出した少年をリチャードもまた探していたのだった。

少年は、施設を出、色々な人と出会う。、ちょっと教えれば、ギターもピアノも作曲もこなしてしまう彼を世間はほおっておかなかった。お金の為に彼を利用しようとする元ストリート・ミュージシャン
彼の天才的な才能を見抜き、音楽学校へと導いてくれる牧師
少年はついに才能を開花させ、自分の作った曲にタクトを振ることになる。

不思議なことにその少し前、少年は公園で父ルイスに偶然出会う。短い時間だったが、少年に何かを感じ声をかけギターを教えるルイス。彼はもちろん子供の存在は知らない。
「ステージで自分の曲が演奏されるんだよ」・・とゆう彼の言葉を半信半疑で聴くルイス。
彼は、今もなおライラを愛していた。

演奏会の日、おりしも母ライラは、チェリストとしてその会場で演奏することになっていた。
そしてバンドの仲間とその会場を通り過ぎるルイスが見た物は・・?
奇跡は、エウァン・テイラーが自分の曲にタクトを振る、その会場で起きる!

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と、まあこんな内容なんですが、とにかく主役の少年役のフレディー・ハイモアがいいです。

ひたむきに音楽を愛し、必ず両親に会えると信じる、純粋な心

普通なら、事情を知らなければ、自分を捨てた親を恨み、世の中に背を向けて・・なーんてことも

でも彼は、まるで事情を知ってるかのごとく、両親は自分を捨てたんじゃない・・そう思ってます。

施設の仲間にいじめられ、捨てられたんだ言われても動じない彼の両親への想い

その揺るぎ無いまっすぐな気持ち、健気さには、ウルウルしてしまいます。

と、同時に彼の持つ、強さみたいなものも感じます。

フレディー・ハイモア君、売れっ子ですね。

チャーリーとチョコレート工場ネバーランドにも出てましたが、何でもこなせる役者さん。

今後はハリウッドを背負う俳優さんになるんじゃないかしら? 頑張ってね!

この作品はともすると暗くなりがちなストーリーを音楽で明るく描いています。

希望を持って未来に向かう少年。。ラストシーンの感動!

誰もが安心して観れる、おススメ作品です。夏休みですし、ご家族でどうぞごらんくださいね!


♥今日も暑くなりそうですが(すでに暑い・・笑)体調管理しっかりして、元気に過ごしましょう!