おくりびと 心から満足した作品! ぜひごらんください!
(ストリー)
チェロ奏者・大悟(本木雅弘)は、楽団の解散により、やむなく故郷山形に戻り、
不本意ながら納棺師(遺体を棺に納める)についた。
しかし、妻には本当のことを言えないまま時が過ぎる。
夫が内緒で高額のチェロを買ったのを知った時も、山形行きを決めた時も
いつも笑顔で、彼についてきた妻、美香(広末涼子)だったが、
やがて、本当のことを知り、家を出る。
その後の彼は迷う心と格闘としつつも成長し、仕事に誇りをみいだしてゆく。
そしてやがて周囲からも理解されていく様子が、感動と共に描かれている。
あえて、ストーリーはあっさりと書きました。
これは、ぜひ皆様に映画館で観ていただきたいからです。
最初、タイトルを見た時は暗い、重い作品だと思いましたが、そんなことはありませんでした。
むしろ、笑った場面のほうが多いかもしれません。
人の最後を見送る、その時の大切さ、人としての尊厳を尊重し、美しくよみがえらせ見送る
妻を亡くした夫が「今までも見た中で、一番きれいだ。。」と言って、泣きながら頭を下げたシーン は忘れられません。やっぱりジーンときます。
妻は職業としての偏見が、どうしてもぬぐえませんが、実際の場に遭遇し
夫の仕事ぶりをまのあたりにし、気持ちが変わっていきます。
カッコイイのがいい仕事なのか? そうではありませんね。
自分がどれだけ、誇りを持ち、情熱をかけられるか・・・
私も、今の仕事のことを、考えたりしちゃいました~!
これは、笑って、泣いて、色々な事を考えさせてくれるすばらしい映画です!
他にも、自分を捨てた父親とのエピソードなど、色々あるんですよ。
社長役仁山崎努など、脇を固める役者さん達も、ステキな方ばかりでいい味だしてます。
とても感動し、心から満足した映画です。 音楽もいいですよ。
ぜひ、観てくださいね!
(おまけの一言)
お友達と観ましたが、その後、息子、夫も観にいきました。
とても良かったと言っておりました。
珍しく夫が、ケンタッキーをおみやげに買ってきたのは、この映画のせいでしょうか~?
感動する映画とかを観た後は、妙に優しくなるのがうちの家族です。
でもその魔法がきいてるのは、その日だけなんですけどね~(笑)