闇の子供達 とても考えさせられる映画でした!
(キャスト)
江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、佐藤浩市、鈴木砂羽、プライマー・ラッチャタ、プラパドン・スワンバン、豊原功補、塩見三省 主題歌:「現代東京奇譚」桑田佳祐
(ストーリー)
タイの裏社会で行われている、幼児売買や臓器密売、大人の欲望の犠牲になっている闇の子供達
その現実をタイ在住の新聞記者・南部(江口洋介)は、NGO職員・音羽(宮崎あおい)とフリーカメラマ
ン・与田(妻夫木聡)の協力を得て、暴こうと立ち上がる。(梁石日の同名長編小説の映画化作品)
正義を貫く、新聞記者を南部を江口洋介さんが・・
純粋でひたむきなNGO職員・音羽を宮崎あおいちゃんが好演しています。
妻夫木君もいつもと違う役どころで、最初は何か投げやりな感じのフリーカメラマン
でもだんだんと、自分のやるべき事がわかってくる過程がおもしろいです。
また、新聞記者、南部役の江口洋介さんが・、時々フラッシュバックする場面もみどころ
それが後に、大きな意味を持っていることがわかります。
実の親に売られ、大人のおもちゃとされる少女。そして少年までも・・・
病気になれば役立たずとしてゴミ同然に捨てられます。
日本人に臓器を提供する為、病院へ連れて行かれる少女。生きたまま手術で臓器をとられるのです。
こんな現実をまざまざと私達に見せ付けてくる映画です。とても残酷で目を背けたくなりますが
決して背けてはいけません。 同じアジアでこうゆう事が行われている事実を知らなくては・・
大人の欲望の犠牲になるのは、無抵抗の子供達
戦争でも、いつも罪のない子供達が犠牲になります。 もうこんなことは許せない!
そんな憤りを感じずにいられない作品です。 様々な問題を私達に提供してくれるこの作品。
楽しい映画ではありませんが、とても深く、色々な事を考えさせてくれました。
見れて良かった・・そう思います!
もしお時間がありましたら、どうぞごらんくださいね!
(おまけの一言)
一瞬、ドキュメンタリーと思うほど、子供達の演技がリアルで自然でした。
マザーテレサも息子と観たのですが、この映画もまた別の息子に誘われて観ました。
うちはみんな映画好きなので、こうして一緒に観ることもあります。
共通の趣味があると、けっこう楽しいですよね。ラッキーにも誘ってくれるし~♪
後で色々、作品について話し合うのも好きな時間です。
皆さんも、一人やお友達もいいですが、たまにはご家族で行くのもいいですよ~!