私のシネマワールド

映画の事を中心に、気の向くままに書いております。

春との旅 ちょっとせつないけ,どステキな映画です.!

春との旅 せつないけどステキな映画です


             
イメージ 1
                      
ストーリー
まだ寒さの残る4月の北海道。足が不自由で孫娘・春の手を借りなくては暮らせない漁師の忠男(仲代達矢)と、小さな町で失業した18歳の春(徳永えり)は、忠男の生活の面倒を見てもらうために、疎遠だった親類縁者を訪ねるため、東北へと旅に出る。親類との気まずい再会を経て、忠男はこれまで避けてきた過去と向き合わされる。祖父の葛藤を間近に見ていた春も、その気持ちを共有せざるを得なくなる。やがて春の心にある感情が芽生えてきて……。

スタッフ・キャスト
[監督][原作][脚本]小林政広
[製作総指揮]與田尚志
[製作]紀伊宗之/小林直子
[撮影]高間賢治
[美術]山崎輝
[音楽]佐久間順平
[出演]仲代達矢徳永えり大滝秀治菅井きん/田中裕子/小林薫淡島千景柄本明/美保純/香川照之戸田菜穂山本哲也/長尾奈奈
MOVIE Collection より
 
              
イメージ 2
                       

春との旅は、じんわりと心にしみこんでくるような作品です。

好き勝手に生きてきた主人公(忠雄)が、疎遠になっている兄弟に面倒を見てもらうための旅

性格的にうまく頼みごとをできない無器用な忠雄。。それを指摘する兄

一人で孫を頼らず生きてみろ。。と、あえてつきはなす姉

今まで好き勝手に生きてきて、今さらなんだと、けんかになる弟

それでもみんなそれぞれの事情があり、心のどこかでは忠雄の事を心配しているとゆうのが、わかります。

生きるとゆうこと。。老いる。。とゆうことのせつなさ。。残酷さ

それを感じつつも、それでも人生は生きるに値するすばらしい価値のあるもの・・そうも思えます。

なぜって。。それは孫娘の「ずっと一緒にいるよ」とゆう言葉。

わがままな忠雄に振り回されながらも、旅を通して祖父への優しい想いが増す春。

そんなまっすぐに注がれる愛情をもらえる忠雄は、ある意味、とても幸せな人

人生の最終章で、そんな言葉を孫からもらえるなんて、それだけで生きるに値する喜びだと思いました。

そしてわがままだけど、温かみのある、なんだか可愛くも思える忠雄とゆう人物に、私も映画を観終わった時、愛着がわいていました。

仲代達也さんの演技は、圧巻です。その表情、そのしぐさの一つ一つに見入ってしまいます。

すばらしい演技。そして他の出演者も 大滝秀治菅井きん/田中裕子/小林薫淡島千景柄本明

美保純/香川照之など。実力者の方々が名を連ねています。

きっと、それぞれの立場で、共感できる作品だと思います。

地味ながら、きっと心に残る1本になるのではないでしょうか。

おすすめ作品です。 ぜひごらんくださいね!



(おまけの一言)
ご無沙汰してています。コメントのお返事、更新、訪問も遅れ、申し訳ありません。
今、海外にいる叔母が帰国していて、親戚一同で泊りがけで温泉へ行ったり
他、色々と忙しく、なかなかゆっくりパソコンを開けませんでした。
叔母は明日帰国します。今日もみんなで会います。
やっと落ち着きそうですので、また少しずつ訪問させていただきますね。
久々に皆さんのところで、どんな記事が見れるか、楽しみです~♪