私のシネマワールド

映画の事を中心に、気の向くままに書いております。

モーターサイクルダイヤリーズ  旅は人を成長させますね~!

 
                モーターサイクルダイヤリーズ 
 

  

        
のちに”チェ・ゲバラ“としてキューバ革命の英雄となる実在の革命家の、若き日の南米旅行を描いた青春映画。
(ストーリー)
23歳の医学生エルネストは、親友アルベルトとともに中古のおんぼろバイクに駆(の)って南米大陸を縦断する冒険の旅に出る。それは金も、泊まるあてもなく、好奇心のままに10,000キロを走破する無鉄砲な計画だった。
喘息もちなくせに恐れを知らないエルネストは、美しい茶褐色の瞳で出会うすべての人々を魅了する。そんな彼を支えるアルベルト。冒険心、情熱的な魂、旅を愛する心でつながれた二人のゆるぎない友情。心をふれあったすべての人に、惜しみない愛を捧げた、エルネストの瞳に映る南米大陸の様々な風景。その記憶が彼の未来を変えた

ガエル・ガルシア・ベルナル ロドリゴ・デ・ラ・セルナ ミア・マエストロ            監督: ウォルター・サレス
 
 
数年前に劇場で観ました。 若き日、旅に出るのは本当に素晴らしいことなんだな~と思った作品です。
 
友人と二人、中古のバイクで旅に出た医学生エルネス。 彼はこの時点ではどこにでもいる若者です。
 
明るく、やんちゃなこの青年はとても魅力的で、行く先々で人を魅了し、恋もします。
 
中古のオンボロバイクの旅で、多くの人(貧しい労働者やハンセン病の患者)に出会う事で、彼は少しず
 
心に何かを感じとっていきます。 それが後に革命家となるべく要因になってるかもしれませんが
 
それはあまり意識しないで観ました。 単に若者の南米旅行を描いたロードムービーとして見ても
 
とても楽しめた作品です。 とはいっても、この南米大陸を縦断した冒険の旅こそが、彼を大きく成長さ
 
せ、後のキューバ革命の英雄、チェ・ゲバラが誕生するきっかけになったことは、確かだと思います。
 
とにかく主演のガエル・ガルシア・ベルナルが魅力的.情熱的な美しい瞳が忘れられません
 
でもあまりにこの作品が、はまり役だったせいか、その後、他の作品で彼を見ても今一つなのが残念!
 
最近では過去記事にも書いた映画、ジュリエットからの手紙。。にも料理人の婚約者として登場してます
 
やはりこちらを見てると物足りなさが…彼の魅力が引き出されてないように思えます。
 
もっともっと脚本や役を選んで、スクリーンでステキな姿を見せてほしいな~
 
この作品はそうゆう意味で、個人的には彼の代表作ではないかと思います。
興味のある方、DVDでぜひごらんくださいね~!             http://prop.movies.c.yimg.jp/pict/uploader/2b/d5/320083view001.jpg
 
 
製作総指揮、“ラテンのブラピ”ガエル・ガルシア・ベルナル主演の本作は、2004年サンダンス映画祭カンヌ国際映画祭で大絶賛を浴びた本年度最高の感動作!
 
 
(おまけの一言)
我が家の二男も、学生時代におおまかではありますが、ママチャリで日本一週の旅をしました。
商店街の軒下や、どかんの中や、時には温泉施設に泊まったりしての貧乏旅行
屋久杉を見たり、日本最南端の波照間島に行ったり・・今、思えばあの時だからこそできたんだな~と思います。就職したり家庭を持ったりしたら、無理ですもんね。
心配でしたが、行かせて良かったと思います。
やはり多くの人と出会い、逞しく成長したように思えます。長男と三男は羨ましがってます。
若い時、時間の自由のある時にしかできない旅は、なかなかいいですね~!