私のシネマワールド

映画の事を中心に、気の向くままに書いております。

映画 超能力者 美しい二人の男の対決

 
                       超能力者
 
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チョン・ウチ 時空道士』のカン・ドンウォンと『白夜行ー白い闇の中を歩くー』のコ・スという韓国のスターが共演を果たしたSFアクション
 
 
目で人を操れる孤独な超能力者
     チョインカン・ドンウォン
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目で人を操れる孤独な超能力者チョイン 片足が義足
幼い時は常に母親に目隠しをされ、その能力を封印されていたが、父親から虐待される母親の声で、ついその能力を使って、父親に自ら命を絶たせてしまう。
その後は超能力があるが故の苦しみと孤独を抱えつつ、世間から距離をおき、超能力で少額のお金を奪いながら、ひっそりと生きてきた。
そんな彼が質店に盗みに入った先で出会ったのが
彼の超妙力が通じない男ギュナム
自分の超能力がきかない事に、驚くチョインは、あわてて店主を殺してしまう。
       超能力の通じない男
        ギュナム(コ・ス)
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ギュナムコ・ス) 超能力が通じない唯一の男
まじめで正義感のある青年 驚くほどの体の回復力がある。彼は廃車工場でまじめに働いていたが、交通事故に遭い入院した為解雇されてしまう。 その後再就職した質屋で、社長が最近帳簿が合わないとこぼすのを耳にする。そんなと時、少額の金を奪いに店にやって来た男チョインと遭遇する。そして人々を操りながら金を奪おうとする彼の超能力に驚きながらも、自分にはそれが通じないのを初めて知る事になる。
 
 
ハ~イ 2010年 カン・ドンウォンが入隊前に撮った映画ですね~
韓国では公開2日間で全国24万人を動員した話題作  おもしろかったです~♪
最後までこの美しい男二人の戦いから目が離せませんでした。
ストーリーを読んでいただくとわかると思うのですが、あまりの悲しい運命に、本当なら憎むべき悪人のチョインをなぜか憎みきれませんでした。 むしろ同情してしまった感があります。
超能力持って生まれてきた為に母親からさえ見放され、孤独に生きてきた彼。 片足も義足の体では超能力を使い、生きてくるしかすべがなかったのかもしれません。
ただ必要なお金を人を操り盗んでいただけなのに、ギュナムに出会い、秘密を知られ、残酷さが増します。 でも殺したくてそうしてるのではなく、自分を守る為…それがわかるだけに悲しいです。
ギュナムに、そんなに追いつめるなよ~ 思わず言いたくなるくらい(笑)
 
ギュナムも平凡に仲間と楽しく暮らしていたのに、ある意味かわいそうです。
超能力が通じず、自分だけがチョインを捉えることができる唯一の人間と知り、チョインを命がけで執拗(しつよう)に追い続ける事になるのですから・・
 
最後のほうのシーン ギュナムが、こんなふうに出会わなければ、。。。。と言った言葉がせつないな~
お互いにどこかで特殊能力を持つ者同士、通じ合えるものを感じてたのかもしれませんね。
そう、こうゆう出会いでなければ、友達になれたかもしれない。。。明るいギュナムなら、チョインを闇の世界から引きずり出してくれたかもしれない。。。超能力を封印し、普通の青年として暮らせたかも~
そんな事を、ふと考えてしまいました~!
 
 
この方1パーセントの奇跡とゆうドラマで見た事がありますが、映画では見た事もなく、今回が初めてでした。 目だけで人を操る役にぴったりの目  力があります。
モデル出身のスレンダーな体格 悪人を演じてさえ美しく、哀愁漂う今回の役は、ぴったりこんでした~
 
(コ・ス)
この方 正統派二枚目ですね~  クリスマスに雪は降るの?をちらっと見ましたが、やはりじっくり見たのは初めてです。 タキシードが似合いそうな方なのに、今回のように野暮で素朴な感じもなかなかいいですね。 
 
個人的には、とてもおもしろかったです。  興味もある方はぜひレンタルしてごらんくださいね。
 
(おまけの一言)
こんな時間まで起きてるとお腹が減りますね。
ついに梨とアイスを食べてしまいました。
今年も夏痩せしないまま、終わりそうです~(笑)