（ストーリー）
前回の６８年の京都から５年後、舞台を東京に移し、
主人公の兄妹（アンソンとキョンジャ）の父親の昔のエピソードも織り交ぜながら
ストリーはすすんでゆく。
妻を亡くし、病気が発覚した愛する息子、チャンスの治療費の為に
危険な仕事をしようとする兄。
ひょんなことから、芸能プロダクションにスカウトされ、、
今の、狭い世界から飛び出したいとゆう思いと、兄の子、チャンスの治療費の為
朝鮮人とゆう事を隠し、スターダムへと、のし上がってゆく妹。
それを見守る家族 ケンカを止めたのが縁で一家と知り合い
妹、キョンジャに想いを寄せる左藤。
芸能界にあって、人気スターとの恋と失恋なども経験する中
朝鮮人とゆう事を隠し、仕事をする事に疑問を抱いてゆくキョンジャ。
と、まあ公開されたばかりですのでこのくらいに・・・
冒頭からケンカのシーンで、うわーって感じ。血みどろやで～
私はこの時点で１を見てなかったから、なんで急にこんなケンカになるのかと唖然としました。
結局、前からの因縁のライバルだったんですね。（やっぱ順番に見ないとね)
このお兄ちゃん役の井坂俊哉さん、目力があってなかなかいいです。
すぐ熱くなる、どことなく不器用なアンソンを好演してました。
妹役の中村ゆりさんも、清純でありながら芯の強いキョンジャを熱演。
お二人ともオーディションで選ばれただけありますね。
でも、その上をいくのが、兄の子供チャンスを演じた子役。
カッパみたいなヘヤースタイルのこの子。
すごく演技が上手で、車を暴走させる父に
「やめて やめて」とか泣きながらゆうシーンがあるんですが
すごいリアルなお芝居で、ぐっときますよ！
全体的には、ケンカとか病気とか偏見みたいな暗い材料ばかりなのに
スカッとみせてるところが、いいと思います。
治療費の為もあって入った芸能界でも、けっこう図太く生き抜いていく
そんな強さがあるのもいい。
ただ、兄妹の父親のエピソードが、何度も映像として入ってくるのが
逆にストーリーの流れが止まり、話がややこしく
まとまりのないものになっているような気がしました。
それと、周辺にいい役者さん（風間さん 手塚さんなど）出ている割には
活かしきれてないような気も・・・
兄妹 その母（泣きすぎだけどね） 子供 これらの人以外は
あんまり存在感なかったな～
でもあの時代の生活様式やファッション、芸能界の裏なんかがわかるだけでも、
すごーく楽しく、興味深く観れましたよ～！
ところで、その後でテレビでバッチギの１をやってて初めて観たのですが
私は、そちらの１の作品のほうが、良かったです！おもしろかったな～！
