私のシネマワールド

映画の事を中心に、気の向くままに書いております。

HACHI 約束の犬 ひたむきなその姿に、胸がいっぱい!

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HACHI 約束の犬
                                           
ストーリー
アメリ東海岸。郊外のベッドリッジ駅で寒い冬の夜に、大学教授のパーカー・ウィルソンは迷い犬になった秋田犬の子犬を保護した。妻ケイトの反対を押し切って、飼い主が現れるまで子犬を飼うことにしたパーカーは、子犬の首輪のタグに刻まれていた漢字から、ハチと名づける。パーカーの愛情を受けてすくすくと成長していったハチは、やがて朝は駅まで見送りに行き、夜は迎えに行くようになっていく。
 監督 ラッセ・ハルストレム

 出演  リチャード・ギア ジョーン・アレン  サラ・ローマー
     ケイリー=ヒロユキ・タガワ  ジェイソン・アレクサンダー
                                 goo映画より

    

もう、これはいうまでもありません。あの忠犬ハチ公のハリウッドリメイク作品。

犬が亡くなった飼い主を、駅前でいつまでも待ち続けるとゆう、シンプルなストーリー。

それなのになんでこんなにも心を打つのでしょうかね~!

人間同士でもなかなか信頼し合えない今の社会、こんなにも想い続けてくれる存在がいるとこと

そのゆるぎない忠誠心に、ぐっとくるのかもしれません。

ただ、映画の中で、教授の死にハチは立ち合っていません。大学で倒れ、家に戻った時も

埋葬の時も。。どのシーンにもハチはいませんでした。

利口なハチ。もし、その場に立ち合わせて、物言わぬ教授を確認できたなら、

駅前で何年も教授を待つこともなかったのに。。な~んて勝手に思ってしまいました。

もっともそうだったら、この物語はないわけですけど・・(笑)                   

そんなつっこみも何もかも、吹き飛ばしてくれる犬の演技。すごく可愛い~!

娘夫婦の家から逃げ出し、いつもの時間に駅へ向かうハチ それを認め自由にさせ見守る教授の家族

街の人々 だんだん、年を重ね老いてゆくハチ 可愛いハチ

もう、このあたりから涙腺がゆるんできます。前の女の子が一生懸命泣くのを我慢してます。

周囲の人も同じく、しきりとメガネに手をやったりしてるので、同じ状態なのがわかります(笑)

私も我慢したのですが、ダメでしたね~。

誰もが可愛いハチに心打たれ、最後は泣いちゃうでしょうね。あ~可愛い!

どんなワンちゃんも可愛いですが、秋田県も本当に可愛いですね。

ボール拾いとかはあまりやらない犬種のようで、映画の中では教えてももやりません。

それなのに、教授が倒れる日、出かけようとすると、ボールをくわえて投げろと催促

まるで何かを感じ、教授に行くな。。そう言ってるようなの。 なんとも可愛らしく切ないシーン

どのハチも可愛いけど、私は年をとった時のハチが一番好き!  

映画が終わった時、ハチに心の中で言いました。「ハチ、やっと教授に会えたのね」って・・

シンプルながらとても心が温かくなる作品です。ぜひごらんくださいね。


(おまけの一言)
今、ペットと暮らしている幸せな皆様 あなたがいなくなったら、ペットはどんなに悲しむでしょう。
健康に気をつけて。1日でも長く、共にいてあげてくださいね!
そして今のかけがえのない時間を大切に!