私のシネマワールド

映画の事を中心に、気の向くままに書いております。

しあわせの隠れ場所 後味の良い映画です。

       (ストーリー)
全米アメリカンフットボール・リーグNFLマイケル・オアー選手の激動の半生を追ったマイケル・ルイスのノンフィクション「ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟」を映画化。米南部ミシシッピのスラム街に生まれ、ホームレスのような生活を送っていた黒人青年マイケルが、裕福な白人女性リー・アンの一家に家族として迎え入れられ、アメフット選手としての才能を開花させていく姿を描く。監督は「オールド・ルーキー」のジョン・リー・ハンコック主演のサンドラ・ブロックは、第82回アカデミー賞で主演女優賞を受賞した。

(監督・脚本) ジョン・リー・ハンコック
 (キャスト)   サンドラ・ブロック、ティム・マッグロウ、クィントン・アーロン、キャシー・ベイツ
                           
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ホームレス同然だった少年がある家族に引き取られ、隠れていた才能を開花させ
 
プロのアメフトの選手になる・・こんなストーリーですが、もしこれが映画用に作られた話なら
 
え~? なんてリアリティーのない脚本。。そう思ったかもしれません。
 
夜、薄着で寒そうに歩いてる黒人野少年にわざわざ車から降りて、「寒そうね どこに行くの?」と声をかけるなんて・・
しかも寝る所がないとわかるや否や、家に連れ帰る・・
 
そしてそのえたいの知れない黒人の少年を家に泊まらせて。。そのまま家族として受け入れる
 
それをたいした反対もせず受け入れ、その家族の子供達も世間の目などなんのその兄として慕う・・
 
そんな人のいい優しい家族がいるのかい?・・・そう思い、つっこみたくなる様なお話ですが
 
つっこめないのは、これが事実だからです。その優しい家族は現実にいて、そのラッキーボーイもいます。
 
彼は実際にプロのアメフト・リーグNFLボルティモア・レイブンズにドラフト指名されました。
 
ね~本当のお話なんですよ。びっくりです。このファミリーが裕福でお金があったから・・
 
イエイエ、それだけではできることではないですね。後見人として、少年の人生に責任を持つとゆうことですから・・
へたをすれば、今まで築いてきた自分達のすべてを、失うかもしれません。
 
彼に対する深い愛情と信頼・・これがなくてはできない事。
 
素直にそのご家族に、敬意を表したい思います! そして彼の今後の活躍を応援したいと思います。
 
この家族の中心となり、彼を引き取るきっかけを作った仕事を持つ主婦を、サンドランブロックが好演してます。
 
自分の信じた事をやりぬく勇気 息子の為ならどんな危険な場所にもひるむ事なく出かけていきます。
 
ズバズバ物を言い、頼りになる姉御・・そんな感じがとてもカッコイイ~
 
最初スピード1で彼女を見た時の印象に比べ、どんどん垢抜けて輝いてきましたね。
 
スタイル抜群だし・・こうゆう役もラブコメも、みごとにこなせる女優さん。
 
美人とゆうわけではありませんが、それ以上の魅力がある方だと思います。
 
この作品、事実なだけにあまり脚色できなかったのでしょう。
 
大きな展開はありませんが、観た後、さわやかで温かい気持ちにさせられました。
 
興味のある方は、ぜひレンタルしてごらんくださいね!