私のシネマワールド

映画の事を中心に、気の向くままに書いております。

チョコレートドーナツ  心をゆさぶられました。

                    チョコレートドーナツ
 
                           
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同性愛に対して差別と偏見が強く根付いていた1970年代のアメリカでの実話をもとに、育児放棄された子どもと家族のように暮らすゲイカップルの愛情を描き、トライベッカやシアトル、サンダンスほか、全米各地の映画祭で観客賞を多数受賞したドラマ。カリフォルニアで歌手になることを夢見ながら、ショウダンサーとして日銭を稼いでいるルディと、正義を信じ、世の中を変えようと弁護士になったポール、そして母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年マルコは、家族のように寄り添って暮らしていた。しかし、ルディとポールはゲイであるということで好奇の目にさらされ、マルコを奪われてしまう。
 
                              予告   
  
 
歌手を目指すショーダンサーのルディ(アラン・カミング)と弁護士ポール(ギャレット・ディラハント)のゲイカ
 
プルが、同性愛者に対する偏見にさらされながらも、育児放棄されたダウン症の少年マルコを養子として迎え
 
るために法廷や世間と闘う姿を描いた作品ですが、いや~久々に心を揺さぶられました。
 
愛情を注ぎ、ダウン症のマルコを自分達の息子のように育てていた二人 彼らのおかげで、マルコは情緒も安
 
定し、良い方向へと成長をとげます。そんな彼tらから、なぜマルコを奪うのか・・きっと今だから私もそう思うの
 
かもしれませんね。 多くの有名人が同性愛者であることをカミングアウトしている今と、70年代のアメリカでは
 
状況があまりにも違いますものね。 そんなもどかしさ、 怒り せつなさ そして人への深い深い愛情を感じた
 
素晴しい作品でした。 主演の俳優アラン・カミングとても魅力的。、、バイセクシャルを公表してるようで
 
なるほど、あのリアルな演技は、演技力もさることながら、それもあるのかな~と思ったしだいです。ハイ
 
彼は「キャパレー」でトニー賞を受賞している歌唱力と演技力で、映画の見せ場ともなっている歌うシーンを
 
き替えなしでこなしています。特にラストに歌うボブ・ディラン  I Shall Be Released)は、圧巻でございま
 
した~ 魂を揺さぶられる気がしたのは、私だけしょうか~ 素晴しかったです。 
 
ラストはあえて言いませんが、映画が終わっても、すぐに席を立つ人はいませんでした。 みんなその映画の
 
余韻に浸っていたようです。暗くてわかりませんでしたが、きっと涙してる人も多かったはず。 
 
これは次男が勧めてくれた映画で、近場でやっていず、用があって出かけたついでに川崎で観てきました。
 
頑張って観に行って良かったです。  本当に素晴らしい作品でした。
 
25日には、この作品の中でマルコを演じたアイザック・レイバ来日し、都内3劇場で上映後の舞台挨拶に登
 
壇する予定だそうです。彼はダウン症ですが、役者を目指してるそうです。この作品でも心をうつ演技を見せ
 
てくれた彼。。応援したいですね。
 
まだ観てない方、お勧めですよ。  ぜひごらんくださいね。
 
 
{おまけの一言)
ご無沙汰ばかりで申し訳ありません。 5月4日に記事を書いたきり、時々訪問したりしてましたが、久々の投稿です。 あの時も書いたのですが、長男の結婚が決まり、他にも少し耳が遠くなった父の病院の付添などもやるようになり、にわかに忙しくなりました。でもここで少し一段落。顔合わせも終わり、式は秋ですが、先日入籍を済ませました。 我家にお嫁ちゃんが二人か~なんかみんな友達みたいだから、実感がありません。
でも女の子がいないので、とても嬉しいです~♪  またボチボチ、のんびりと投稿していきます。よろしくね。