私のシネマワールド

映画の事を中心に、気の向くままに書いております。

ラストベガス 友達っていいな~!

             ラストベガ
 

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                     (あらすじ) 
58年来の親友同士であるビリー(マイケル・ダグラス)とパディ(ロバート・デ・ニーロ)、アーチー(モーガン・フリーマン)とサム(ケヴィン・クライン)。彼らの中で唯一独身のビリーが年下の恋人と結婚することになり、仲間たちがラスベガスに集結する。独身最後のバカ騒ぎとばかりにアーチらが盛り上がる中、パディだけがしかめ面をしていた。                     
 
 WOWOWで見る事ができたこの作品、楽しめました~!
豪華キャストの共演。この面々でこのコメディーチックなストーリーは軽すぎでは?
もったいない、な~んて思った方もいらっしゃるかも。。私も最初そう思いました。
でもいいんです。こんな贅沢な作品があっても。。。すごい俳優さん達が気楽に今の自分により近い年代のおじいちゃんを演じる。。この4人が。。何とも贅沢ではありませんか~!今までのキャリアで、色々な役を演じ代表作のある彼らだからこそ、こうゆう作品もありですね。新鮮に感じます。


4人の再会のきっかけは、唯一独身だったビリー(マイケル・ダグラス)が、年下(32歳)の恋人と結婚する事になったからでした。独身最後のばか騒ぎパーティーを企画。みんながラスベガスに集結します。しかし妻ソフィーに先立たれたパディ(ロバート・デ・ニーロ)は、ただ一人葬儀に参列しなかったビリー(マイケル・ダグラス)を恨んでいました。
それでも仲間に説得されて、何とかラスベガスに来ました。 その後色々な事が起きます。アーチがカジノで大儲けして、ホテルのスイートに泊まれる事になったり、そのお金に物を言わせてプールで行われていたビキニコンテストの審査員をしたり(笑)

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ホテルの同世代のジャズシンガー・ダイアナ(メアリー・スティーンバージェン)と知り合い親しくなったり大盛り上がりです。
                

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特にパディはダイアナにご執心。 しかしダイアナは、結婚式を控えたビリーに惹かれていたのでした。ビリーもまた、他の三人が自分のパーティーの準備をしている間、ダイアナと時間を共にし、心惹かれていました。しかしパディの気持ちも知り、婚約者のいる彼は、ダイアナに告白されても彼女の気持ちには応えられません。


一方のパディも、二人の会話から実は自分の妻もビリーを好きだったのに、ビリーが自分に譲ってくれたことを知るのでした。葬儀に参列できなかったのは、そんな気持ちもあったからなのですね。そしてパディは自分だけでなく、一緒に過ごすうちにビリーもダイアナを想うようになっていたことをわかっていました。そして仕事に成功したものの、これから向かう老いとゆう現実を考えた時、寂しい気持ちを埋める為に若い女性と結婚する事も。。

本当にその人を愛していないなら、今からでも止めて、自分の気持ちに正直になるべき。。。そんなアドバイスをします。
さてその結果は?  ぜひDVDその他でごらんくださいね。
 
どうってことないストーリーですが、この方達が演じると、やはり味があります。
ビリー(マイケル・ダグラスの場合は、年を重ねていくと仕事に成功しても、寂しさがつのるのかな~と思いますね。この年まで独身を貫いてきたなら、今さら結婚とゆう形式にこだわらなくても、お金があるならいくらでも、自由に女性と楽しめるのに~と思いましたが~(-_-;)  やはり生活を共にする人が欲しくなったのでしょうね。
この役はマイケル・ダグラスにふさわしいかもしれません。実生活でもかなり年下のキャサリン・ゼタ・ジョーンズと結婚したモテ男。この中でもダイアナに告白されるモテ男ぶりですから、ぴったりかも~(笑)

パディ(ロバート・デ・ニーロは妻の葬儀に来なかったビリーの不義理に腹を立てていたものの、実はビリーも妻を好きだったのに譲ってくれた事を知ります。
あくまで推測ですが、 もしかしたらビリーが独身でいたのも、パディの奥様への気持ちが消えなかったからかも~と、後になってちらっと思う私でした。
パディがそこまで思ったかどうかは別として、とにかくビリーの妻に対する気持ちがわかると、きっと葬儀に参列できなかった気持ちがわかったのかもしれません。今度は自分が好きなダイアナをあきらめて、ビリーに本当に好きな人と結婚しろと言います。そりゃ~そうですよね。ダイアナはビリーが好きなんですから。。。それでもよくやったパディ とほめてあげたい。人生初めての結婚は本当に好きな相手でなければ~男の友情はなかなかですね~♪  二人の確執は、こうしてめでたくとけました。

サム(ケヴィン・クラインは、孫のような娘に慕われ、危うく関係を結ぶ寸前に、逆に長年連れ添い、今回も浮気OK的な態度で送り出してくれた妻への愛を再確認し、思いとどまります。

またアーチ(モーガン・フリーマンも、健康の為とはいえ、常にお酒や煙草など、心配ばかりする息子に、好きなように楽しんで生きたいとゆう本音を伝えます。

どうやらみんな、このラスベガスに来た事で、新しい生き方を発見できたようです。
年齢を重ねると、本当に友達って大切ですね。私も友達とゆう財産だけは唯一ありますので、これからも大切にしようと、改めて思いました。

正装した4人の男性の写真を見ると、ダンディでとっても素敵ですよね。
外国の方は長身で体格がいいせいか、よほど腰でも曲がらない限り、スーツ姿も決まり、カッコイイです。いつまでもヤンチャで、お洒落で、前向きに人生を楽しまなくちゃ~と思える作品でした。

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みんなの未来に幸あれ! 人生100年時代ですから、そう思わずにはいられません!

 
 (おまけの一言)
今日から11月ですね。いよいよ秋も深まり紅葉も楽しめる時期になります。
気温の変化に気をつけて、素敵な秋を楽しんでくださいね。
今月もよろしくお願い致します、