私のシネマワールド

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ソロ活女子のススメ

                  

          ソロ活女子のススメ

    

           
ソロ活女子のススメを見ました。
これは 2021年4月2日の深夜0時52分からスタートしたテレビ東京のドラマです。
それをNetflixでやっていたので見ました。
主演は江口のりこさんで、全部で12話あり、1話がそんなに長くないし、その都度行く場所が違い、楽しめます。

 (ストーリー)
ダイジェスト出版の編集部の契約社員・五月女恵(江口のりこ)は、会社の同僚からの飲み会などの誘いを断り、勤務時間が終了すると、そそくさと会社を後にし、目的地へと向かいます。
一人で好きな場所にいき、好きなことをする。そんな彼女をソロ活女子と言う。毎回このナレーターで始まるこのドラマ。
おひとりさま行動が寂しいとか、マイナーにとられやすい概念をガラリと変える作品になるかもしれません。

そんな彼女を温かい目で見守る同僚達。 付き合いが悪いな~と思う気持ちもあるものの、それ以上に彼女のソロ活動が気になる様子(笑)
                  

 

このドラマは、フリーライターの朝井麻由美さんのエッセイが原作になっているようです。

        

12話それぞれにもしろかったのですが、全部はとても書けないので、今回はこの中から、2話のソロ動物園&水族館をご紹介します。
       ↓
1話 ソロ焼肉 ソロリムジン
2話 ソロ動物園 ソロ水族館

3話 ソロプラネタリウム ソロラブホテル

4話 ソロ夜景クルーズ(工場夜景)
5話 ソロフレンチ フルコース  
6話  ソロ気球
7話  ソロせんべろ (1000円でベロベロに酔える安く楽しめる大衆酒場)
8話 ソロ 遊園地
9話 ソロ寿司&ソロボーリング
10話 ソロスポーツ 
11話 ソロバーベキュー

12話 ソロ温泉&ソロサウナ


その日恵は、動物園に向かいます。閉園時間が早い為、時短をもらい行ったのは、ローカルな雰囲気の動物園。



入ると園内の順路がわかりやすく書かれた案内マップがあります。
どこにどの動物がいるのか、一目でわかり、効率良く全部の動物を見れるように書かれています。可愛い絵でとてもわかりやすい。子供も楽しめそうな案内図。 これを見ると初めて来た人も迷わず行けそうです。
けれど恵の考えは違います。時間に縛られず、見たい動物をじっくりと見るとゆう楽しみ方。彼女は自分の見たい動物を見に来たのでした。
それはゴールデンイーグル。絶滅危惧種の日本イヌワシ
このワシ見たさに、定期的に各地の動物園に通っていて、それがこの動物園に来た理由のようです。

以前恵は、とある動物園の人気の動物(パンダ)に子供が生まれ、一人で見に行った事があるのですが、長蛇の列に数時間並んだあげく、数メートル歩く間に寝てる動物のお尻が一瞬見れただけとゆう苦い思い出があります。その時に痛切に感じた自分は動物園を楽しんでないとゆう気持ち。
その後、不完全燃焼の中、園内を歩いていると、小学校の中学年くらいの少女が一人ベンチに座って、目の前にいるロバの絵を書いているのに出くわしました。どうやら学校で写生に来たようです、他の子供達も、ライオンや像、キリン、そんな人気の動物を見ながら、おしゃべりしつつ絵を書いています。

少女が人気の動物を描かず地味なロバを一人離れて描いてる姿を見て、友達がいないのか?とゆう気持ちまで湧いてきた恵でしたが、そこへ絵を書き終えた友人達が戻ってきました。
そして少女の描いたロバの絵を見て『うまいね~』『ロバさん、可愛い~』と褒めています。それに『ありがとう〜』と嬉しそうに答える少女。
その時、恵は悟るのです。この少女がみんなと別行動だったのは、ロバが好きだから。。。友達がいないからではない。。友達と描きたい動物が違っていたからだと。。。
そう、少女の描きたい動物は、ライオンでも、象でも、キリンでもなく、ロバ。グループを離れて、黙々と絵を書いていた理由がロバが好きとゆう、シンプルな理由。
今、この瞬間、この動物園を満喫しているのは、この少女なのではないか。。。そう思う恵でした。


それと同時に、人気の動物の子供を見る為に長蛇の列に並んで、ほんの一瞬寝てるお尻を見ただけの、あの時の残念な気持ち。動物園に行き、何気なく人気の動物を
見て、くまなく一周する事を目的にしていた自分は、全く動物園を楽しんでいなかった。。そう思うのでした。
そして自分もあの少女のように、愛する動物に出会いたいと思って、出会った時に運命を感じたのがゴールデンイーグル、絶滅危惧種の日本イヌワシだったわけです。

      💓ゴールデンイーグル 💓

       

  ゴールデンイーグルを見ている恵に色々説明してくれた飼育員さん(俳優のベンガルさん)              
まさに本当の動物園の方?と思えるほどぴったり。このドラマは毎回色々なゲストさんが、ちょこっと登場していて、それも楽しめます。



 


その後恵はこのワシをじっくり見て、写真を撮ると、次の目的地、夜の水族館へと向かいます。

ここでも恵は、動物園と同じく魚をいちいち、チエックなどしません。お酒を飲みながら、海中トンネルを歩き、幻想的な夜の水族館の雰囲気を楽しむのでした。

       

夜の水族館は行った事はないのですが、こちらはぜひ一度ソロ活にこだわらず、帰りの時間を気にせずに行ける友達とか誘って行きたいな〜と思いました。
動物園は、個人的に特別ソロ活として行きたい場所ではありませんが、こうゆう一点集中の見方もあるんだな〜と思いました。動物園の地図に従ってすべての動物を見ないスタイルもありなんだ〜と、少し視点が変わりました。
けれど、これが家族連れとかだとそうは行きませんよね。
やはり初めて動物園に来た子供などは、図鑑でしか見た事のないリアルな動物の姿を、少しでも多く見たいと思います。
その場合は、少し慌ただしくても、できるだけたくさんの動物を見せてあげるのもあり。子供はこれから何度でも動物園を訪れる機会があるでしょうから、最初は駆け足でも、そのうちじっくり見たい動物ができれば、自然と足を止めるはず。パパとママは、その時はその気持ちを尊重して、せかす事なく飽きるまで見せてあげて欲しいですね。
あとは恵のように、長い行列に並んで人気の動物の赤ちゃんのお尻しか見れなくて、自分は動物園を楽しんでいない事を恵のようにを自覚した人もいるかもしれませんが、そうでない人もいると思います。 本当にその動物が好きなら何時間並ぼうが、お尻しか見えなかろうと、一瞬であろうと、どこかで満足感や達成感があると思います。 結局恵はその動物をそれほど好きではなかったんだと思います。
自分が本当に見たいゴールデンイーグルを自分に合った動物園見学スタイルで見に来ている今、恵もあのロバを書いてた少女のように、本当の意味で動物園を満喫できてるのでしょうね。


主人公はドラマ内で40歳を迎え独身ですが、それにこだわることはないですね。恋人や家族がいる方、子育てを終えて自由時間がある方、そんな方でもたまに一人で行動してみると、いつも誰かと行ってる同じ場所でも、違った気持ちになれるかもしれません。 ソロ活、してみたいけど、なんだか不安とゆう方も、このドラマで1歩踏み出してみると、また世界が少し広がるかもしれません。

私は友達と出かけるのも好きですが、一人の時間も好き。
ソロ活と言えるかどうかはわかりませんが、一人ライブ、一人ファンミーティングなど、けっこう行ってます。あとは一人でお店に入り、飲んだり食べたり。。。立ち食い寿司屋さんもあるかな〜 今度は立ち飲み屋さんを探して、飲んでみたいです(笑)

このドラマは、今回の動物園も水族館もそうですが、毎回実際に行ったお店とか施設を紹介してくれます。その気になれば実際に行けるのが嬉しいですね。
今年の春には、このドラマの2も放送されました。
いずれそちらも見たいと思います。皆さんも見れる環境にある方は、1話が短いのでぜひごらんください。


毎回流れるこのテーマ曲が好きでした。テレビで放送されたのは女子が歩いてる姿ですが、こちらはペンギンちゃんと少年が踊ってる可愛いアニメ。
  お時間ある方は、聴いてね。

youtu.be

 (おまけの一言)
御無沙汰しているうちに、早くも10月になりました。
まだ暑い日もありますが、少しずつ秋が深まりつつありますね。9月は個人的に用事が重なって、ブログもなかなか書けず、皆さんの記事もゆっくり見に行けず残念でした。
観たい映画もあったのに劇場に足を運べませんでした。
今月はぜひ映画館での鑑賞をしたいと思っています。引き続き、素敵な秋をお楽しみくださいね。今月もよろしくお願い致します。