ブログのお友達、みーちゃんが、映像が美しいと言い、いやしさんがお勧めと言っていたこの作品
ライフ・オブ・パイ／トラと漂流した227日を観てきました～♪
1976年、インドで動物園を経営するパイ（スラージ・シャルマ）の一家はカナダへ移住するため太平洋上を航行中に、嵐に襲われ船が難破してしまう。家族の中で唯一生き残ったパイが命からがら乗り込んだ小さな救命ボートには、シマウマ、ハイエナ、オランウータン、ベンガルトラが乗っていた。ほどなくシマウマたちが死んでいき、ボートにはパイとベンガルトラだけが残る。残り少ない非常食、肉親を失った絶望的な状況に加え、空腹のトラがパイの命を狙っていて……。
こんな感じの映画です
個人的には、映画が始まったばかりの冒頭のシーンから、好きでした。
一家の経営する動物園の色々な動物達の映像と共に音楽が流れ、インドの動物園だからこそのゆったりした雰囲気が伝わり、とても癒されるシーンでした。
まさかその後、この動物達もろとも一家が海に投げ出されてしまうとは・・・残酷ですね。
唯一生き残った少年パイは、救命ボートに乗り、数匹の動物と共に大海原を漂う事になりますが、最後
には、ベンガルトラとバイだけになってしまいます。
それでも彼は227日の漂流の末、生きて戻ります。そして年齢を重ねた現在のバイが、その時の事をラ
イターに語りながら、ストーリーはすすんでいきます。
とにかく映像がきれいです～
最初のほうの、世界一美しいと言われるパリのプールのシーン
そして救命ボートに乗って海を漂うことになってからの映像も、また美しかったです。
ここで泳ぐ人の姿を水面下から撮影した映像は、まさに息を呑むが美しさでした。
水ごしに透けて見える美しい空 爽やかで気持ちのいいシーンが印象に残ってます。
漂流しているとゆう、恐ろしい現実さえ忘れてしまいそうな、美しい空に神秘的に輝く海
もしそのまま死んだとしても、最後に目にするのがこの光景ならば、そんなに悪くもないか～
そんなふうに思ってしまうくらいの映像美でした。
輝く夕陽 オレンジに包まれる静かで神秘的な海面
闇夜に突如 クジラが舞い上がるびっくりで美しいシーン
たくさんのトビウオが飛んできたシーンでは、思わずよけちゃいましたよ～(笑）
3Dだからこそのリアル体験です。 楽しいですね。
思えばこの少年が助かったのは、このトラの存在が大きいと思います。
考えてみてください。大海原に自分一人だとしたら…家族も失い、生きる気力すらないでしょう。
孤独とゆう恐怖の中、限られた非常食で、はたして生きていけたでしょうか？
獰猛なトラがいるが為の緊張感が彼をふぬけにさせず、逆に生きる意欲を掻き立てたように思えます。
トラから身を守る為に、知恵を出し、トラと共存することを選び、トラの為に魚を捕るバイ
こんな最悪の場に及んでも、人は逞しく成長できるものなんだと～と、バイを見て感じました。
生きる為、 少年は知恵をめぐらせ、逞しく行動する
少年は神の存在を信じてるんでしょう。漂流中にも「もう、こうさんだ」などと神に向かって呼び掛けるシーンがあり、せつなくなりました。しかし最後と思った瞬間に彼から出た言葉は、神に対しの感謝の言葉でした。 びっくりですね。私なら恨み事の一つも言いそうです。
ま、その前に美味しそうな私は、虎にすぐ食べられてしまうでしょうが。。(笑）
もしかしてたら、その言葉を神は聞いていたのでしょうか？ それは誰にもわかりませんが、そうも思えた作品でした。
冒険映画として楽しむも良し、もっと深く人の生きる意味や、神の存在まで含めた観方をするも良し
この映画の受け取り方は、人それぞれでいいと思います。
個人的には、ストーリーはもちろんのこと、美しい映像を観れただけでも満足でした。
興味のある方、映画館へレッツゴーですよ～！
この映画には、コールドプレイの楽曲「パラダイス」が使われていますが、美しい楽曲がこの作品にぴったり。
息子と一緒に彼らのライブに行った事のある私としては、嬉しいかぎりです。
（おまけの一言）
ついこの間、何日も暖房を使わずに過ごしてたのに、なんなんでしょう。また寒くなりましたよねｒ～
昨日の夜は、家の中で暖房していても寒くて、ほっかむりまでしましたよ～(笑）
だって顔まで寒いんだもの。 もう、早く暖かくなってほしいな～
寒いと動くのが嫌。（いつもですが～） 今月までとは思いますが、皆様も風邪などひかないでね。
それと暖房で乾燥しないように、加湿器を置くとか、濡れタオルをぶらさげるとかして、喉を大事にしてくださいね～！
