私のシネマワールド

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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE

    
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEを鑑賞しました。
観てからだいぶ時間がたってしまいましたが、思い出しつつ、あまりネタバレしない程度に、ざっくり感想を書いてみます。

7作目にして初の前編、後編の2部作となっています。

冒頭のシーンでは優秀なAIを搭載したロシアの潜水艦セヴァストポリ
登場します。
その潜水艦が最新技術の実験を行っていたところ、そのAIの暴走で潜水艦は沈没してしまい、乗組員達は命を落としてしまいました。その時に没収された鍵、それはAIにつながる何かで、もう一つの鍵と2個揃う事により、AI、またの名をエンティティ 日本語では「それ」につながる何かを手にすることができるようなのです。


1つ目の鍵はイルサ・ファウストが持っています。イーサン・ハントの今回のミッションは鍵を2つ揃える事ですが、その鍵が何なのか、手に入れる理由は?それは知る必要がないとの事。

まずは一つ目の鍵を手にするべく、さっそくアラビア沙漠にいるイルサの元に向かい、鍵を狙い襲撃してくる賞金稼ぎからイルサを守りつつ、1つ目の鍵を手にします。

イーサンは、なぜその鍵が必要かは知る必要がないと言われてましたが、アメリカで行なわれていたキトリッジ長官らの会議に補佐官にお得意のマスクで変装し潜入し、その鍵が世界を脅威に陥れるほどの力を持つAIにつながる何かだとゆう事を知ってしまいます。

だからこそ各国は必死に鍵を手にしようとしているのです。CIA長官もアメリカの為にどうしても手にしたい。。。それを持つ事で世界を支配できるからです。しかしそれを知ったイーサンは、鍵を手にしても渡すのではなくAIを世界の平和の為に破壊しようと動き出すのでした。

真実を知った後、うまく会議室から逃げ出したものの、長官はその時点でイーサンを国を裏切る反逆者として捕まえるべく2人の捜査員に彼を追わせます。イーサンはその後、もう一つの鍵の取り引きが行われる事を突き止め、アブダビ国際空港へと向かいます。そして
空港を舞台に もう一つの鍵の売買を巡り事件が起こります。その取り引きに関わる男にぶつかり、盗みが得意なグレースとゆう女が鍵を盗んでしまったのです。
そのグレースを助けたものの裏切られ、彼女はあっとゆう間に飛行機の乗り込みローマへ・・
しかし彼女はローマで今までの、盗みや詐欺の犯罪で警察に捕まってしまいます。それを助けたのが弁護士に化けたイーサン・ハントでした。しかしその後も彼女は何かと問題を起こし、二人は、鍵をめぐり様々な組織に追われることになります。

イーサンとグレースの二人は、それらの敵から逃れる為に、ローマの街を片手を手錠で繋がれたまま、フルスピードで走り逃げ回ります。ここはかなりの見せ場ですよ。

 

     


その後も色々あるのですが、結果イーサンは敵から逃げる事ができましたが、グレースを逃してしまいます。そこに仲間のベンジー達が現れ、鍵の取引は武器商人のホワイト・ウィドウの主催のパーティーで行われる事を知ります。

そこへ向かうイーサンとグレース。

はたして鍵の行方はどうなるのでしょう?
この作品は観てると、何やら複雑でわかりずらいようにも思えますが、元は2つの鍵をめぐり、様々な組織がそれを手に入れようとする、とてもシンプルなストーリです。

IMF所属のイーサン、ルーサー ベンジンー イルサ(元イギリスのフリーの諜報 部員)
●AIの指示で行動する、ガブリエルと仲間のハリス
●武器商人 ホワイト・ウィドウ
●盗人のグレース
●イーサンを追うCIAの二人組(ブリックス&ドガ

これらの陣営の中で戦いがあり、仲間を失い、仲間に加わる者がいたり。。。敵側でも最後に助けてくれる者もいたり・・・

それだけのストーリです。深い考察ができる方は、もちろんですが、最初から観てないのでそれぞれのチームや関係がよくわからないとゆう方もいらっしゃると思いますが、それでも楽しめるとのがこの作品。
なにしろ次々と展開していくストーリーと、トム・クルーズの命がけのスタントが全体に散りばめられていますから、
短い作品ではありませんが、退屈する事なく、ラストを迎えてしまいますよ〜!

ローマでのカーアクション
これは今までのカッコイイ、カーアクションとゆうより、グレースと片手を手錠に繋がれたままの運転とゆうことと、乗った車が可愛いイエローのミニカーとゆう事で、今までにないハラハラ感、コミカル感があって新鮮でした。

      
 全力疾走
正しい姿勢を維持しつつ、あのスピードで走れるのが、ある意味凄いですね。
やはり日頃から身体を鍛えてる方の走りですね。

 

 

崖からのバイクアクション
何も列車に乗り込むのに、そんな手を使わなくても〜確率低いでしょう思いつつも、やっぱり凄い。何度も練習して、実際に飛んでるわけですからね〜!見入ってしまいます。

      


列車アクション

これもまた凄い。バイクで列車を目指しジャンプ、そのあとパラシュートが開き、そのまま列車へGOーありえない。
列車の上での戦い、そして橋が崩れて、列車ごと川へと落ちるシーン、それをまだかろうじて落ちてない後ろの車両へと、移動しつつ落とされないようにつかまっているシーンもハラハラ、ドキドキ。。。
               

     

 

そう、こんな見せ場が多いので、もうそれだけで、わかりずらい事があっても、楽しめちゃうとゆう作品です。今回のラストは、イーサンをことごとく出し抜いてきたグレースが、最後にはIMFに加わることになり、鍵は2本ともイーサンが手にしました。

さあ、次回作はどんな展開になるのでしょう? 海中深く沈んだ潜水艦の中、世界を脅威に陥れるある
AI、エンティティをイーサン達は見つけ、破壊する事ができるのでしょうか?

また今回は明かされませんでしたが、なぜかエンティティの指示で動いているガブリエル
彼とイーサンとの関係、過去に何があったのかがわかってくるのだと思います。
今からワクワクしますね〜乞うご期待!

と、思ったのですが、新たな情報があります。もうご存知の方もいらっしゃると思いますが、どうやら次のパート2は、来年2024年の6月28日から、2025年の5月23日になるようです。そう、全米のストライキの影響が関係しているようですが。。。

1年後が2年後になるって、けっこう微妙ですよね。今回の作品は謎を残したままの部分が多いですから、その熱が冷めやらぬうちに〜と考えると、やはり来年ぐらいがベストと思うのですが。。。
すでにPARTTWOをどのくらい撮影してるのかわかりませんが、トム・クルーズも年齢を重ねるわけで、ましてやアクションをメインにしているわけなので、できるだけ早く開始されるといいですね。 そうそう、なんとタイトルも「ミッション:インポッシブル デッド・レコニング PART TWO」から別のタイトルに変わるようです。今後の動向に目が離せませんね。
いずれにしても、楽しみに待ちましょう!