鍵泥棒のメゾット
(ストーリー)
銭湯で転倒し頭を強打。記憶を失った羽振りのいい男。
居合わせた売れない貧乏役者・桜井(堺雅人)は、、出来心からロッカーの鍵をすり替え、彼になりすます。が、その男はなんと誰も顔を見たことない伝説の殺し屋コンドウ(香川照之)だった!桜井は男にきた大金の絡んだ危ない依頼を受けてしまい、大ピンチに。一方、記憶を失い、自分を桜井だと思い込んでいるコンドウは、真面目に努力して、役者として成功する事を目指し始めてしまう。そんなコンドウの姿に好感を覚えた婚活中の女性編集長・香苗(広末涼子)は、なんと彼に逆プロポーズ!失われた記憶、大金の在りか、そして結婚の行方-行く末には、なんと、映画史上に残る爽快でトキメクラストが待っている!?
監督 内田けんじ
予告 (最初で笑っちゃうかな~?)
面白かったです~♪ 冒頭の銭湯でゴンドウがすっ転ぶシーンからして、あまりにも大胆なので大笑い。
その転倒で記憶をなくしたゴンドウの衣類 持ち物と、自分の衣類や持ち物を交換して、ゴンドウに成りすました
桜井ですが、最初こそゴンドウのお金で借金を返したり、高級マンションに住んだりと、どこか後ろめたさを感じつ
つも、新しい生活を楽しんでいたかのようでしたが、彼が成りすましたゴンドウが、実は誰も顔を見た事のない伝
説の殺し屋だったからもう大変。 ストーリーに書いてあるように、後に窮地に追い込まれていきます。
一方 記憶を失ったまま、自分を売れない役者桜井だと思ってるゴンドウは、真面目にエキストラなどこなし、
チンピラ風の役で監督に気に入られてしまいます。(本人が知らないだけで本業ですからね。。。笑)
身に付いてるものが出てしまったようです(汗) ここけっこうな笑いどころですよ。 もう一つおもしろかったの
は何も知らないでゴンドウが桜井の部屋に入った時、なんとなく懐かしい気がする。。そんな風な事を言ったんで
す。ハハハ 本人じゃないから部屋にいた事がないのに。。笑っちゃいますね~
そんな彼を慕うようになる香苗も、ちょっと変わった女性。 結婚相手もいないのに結婚の日取りも決め寿退社
を発表しちゃうんですから。。(笑) そんな不思議な女性を、これまでのイメージを一新して、広末涼子さんが
好演してます。なんかこうゆう役が意外に合う気がしました。 妙に可愛い。新たな魅力発見です。
それにしてもコンドウ役の香川照之さんの演技はすごいですね。殺し屋ゴンドウの時の眼光鋭い近寄るのも
怖いような顔つきと、記憶をなくし自分を売れない役者桜井と思ってる時の真面目で優し気な顔つきがまるで違
います。 さすがですね。 追い詰められた桜井 記憶を取り戻したゴンドウ 桜井になってたゴンドウに恋す
る香苗(ややこしい) さ~先の読めない三人の運命 最後はどうなるのでしょうか~?
後半で、「あら? そうだったの。。」とわかる事もあるし、本当に最後の最後まで楽しめました。
あえて書きませんが、個人的にはなかなかいい感じのラストだと思いました~♪
演技派の皆さんの巧みな演技が、、私達を予測不可能な世界へと連れていってくれますよ。
気軽に楽しく観れる作品です。 興味のある方はDVDを借りにレッツゴーですよ!
(吉井和哉さんが歌う主題歌点猫のしくみも、いいですよ)
(おまけの一言)
今年の夏は暑くなると言ってましたが、なんだか本当にそうかも~と思えてきました。
何でしょう このムシムシした暑さは・・。 一度だけですが、お友達のワンコと散歩に行って帰ってきた時、あまりの暑さにクーラーをつけたいような日がありましたよ。我慢しましたが。。。本当に暑かった~(汗)
まずは扇風機を出さなくちゃね~ 皆さんは出しました?