私のシネマワールド

映画の事を中心に、気の向くままに書いております。

少年H  ローン・レンジャー 楽しめました。

 
                      少年H
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ストーリー
昭和初期の神戸。名前のイニシャルから「H(エッチ)」と呼ばれる少年・肇は、好奇心と正義感が強く、厳しい軍事統制下で誰もが口をつぐむ中でも、おかしなことには疑問を呈していく。Hはリベラルな父とキリスト教徒出・博愛精神に溢れる母・敏子に見守られ成長し、やがて戦争が終わり15歳になると独り立ちを決意する
                    予告編  
 
戦争をはさんでの、ある家族の物語を描いた作品です。
あの時代、言いたい事を言い、おかしい事をもストレートに言える少年Hの曇りのない言葉には、気ずかされる事がたくさんありました。あれほど敵対していたアメリカに敗戦と共に媚びへつらえるように変わってしまった日本人の大人達を見て、納得できない少年H.。
生きていく為に変わらざるおえない大人の違い、少年の目にはいったいこの戦争が何だったのだろうと思えたのでしょうね。
そんな少年の目を通して戦争の不条理とゆうものを改めて感じた作品でした。
それでもそんなに暗い気持ちにならなかったのは、少年の家庭の温かさを感じられたからかもしれません。 とりわけ父親役の水谷豊さんは良かったです。押しつけがましく物を言わず、それでも言うべき事はきちんと伝える。少年に対しても子供だからと適当な事は言わず、いつも男同士として向き合っていた気がしました。あんな父親ならいいな~と思いました。 相棒ではクールな杉下右京を演じてる水谷さんですが、こんな温い雰囲気の父親役もお似合いです。
実生活でもご夫婦の伊藤蘭さんとの、映画でのご夫婦役も息がぴったりでした。
興味のある方、ぜひごらんくださいね。
 
 
                 ローン・レンジャー
 
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    (ストーリー)
幼い頃に遭遇した悲しい事件への復讐(ふくしゅう)をもくろむ悪霊ハンターのトント(ジョニー・デップ)は、そのスピリチュアルな力で死の一歩手前の男、ジョン(アーミー・ハマー)を救う。正義感の強いジョンは、目的を達成するためならどんな手段も用いるトントと衝突するも、愛する者を奪われたことで豹変(ひょうへん)。マスクを装着し“ローン・レンジャー”と名乗り、トントと一緒に巨悪に挑む。
 
                      予告編
 
この作品はストーリーをうんぬん言うよりは、まずは観ていただきたいですね~
好みとゆものもあるでしょうが、個人的にはとても楽しめました~♪
ジョニー・デップ演じるところの悪霊ハンターのトントと、元は検事でマスクをつけ、
ローン・レンジャーとなったジョンのコンビが大暴れ。
何せ機関車の屋根を馬にまたがって走っちゃうんですから~(笑)
その時に流れるウィリアム・テル序曲がこのシーンにぴったり。
躍動感 スピード感 この機関車でのクライマックスシーンは最高!
パイレーツ・オブ・カリビアンでも個性的な役を演じたジョニー・デップが、今回も頭にカラスの死骸を載せた白塗りメークで、私達を楽しませてくれています。
ジョン役のアーミー・ハマーも、なかなかの二枚目ですよ。
 
それとローン・レンジャーを乗せ、彼の言葉がわかるので??と思うほど賢く、美しい白馬
このお馬ちゃんが、またまたいい演技をしてますのでご注目を!
何も考えスカッとしたい方、ぜひごらんくださいね~!
 
 
(おまけの一言)
皆様、お元気ですか?本当に秋めいてきましたよね。
秋の虫の音が今もよく聴こえてきます。朝晩はとても涼しくなりました。
一年で一番過ごしやすい秋になりますね~♪
芸術の秋、読書の秋  そして私は食欲の秋~(一年中ですが。。笑)
皆さんも素敵な秋の時間をお過ごしくださいね!