私のシネマワールド

映画の事を中心に、気の向くままに書いております。

過ぎゆく夏  恋とロックの青春ムービー 楽しめました。

                           過ぎゆく夏
イメージ 1
(ストーリー)
1950年代半ばのテキサス。 ベネディクト少年院 は、厳格で保守的な院長ユージン・ベネディクト(リチャード・ジョーダン)の管理で下で、厳しい教育が行われていました。 すべては更生の為なのですが、規則で縛られた少年達は、より心を閉ざすばかり。そんな雰囲気が変わったのが、院長の娘サラへザー・グレアムが、大学の休みに帰省したのがきっかけでした。 ジェシー・タッカー(ジェームズ・ウォルターズは、そんなサラにアタックし、ついには恋におちます。 続いて新任の音楽教師ジャック・ケイブジョン・トラヴォルタ)がやってくると、彼の持っていたレコードのロック・メロディは少年たちの心を惹きつけ、音楽などに興味のなかった彼らも楽器を手にし始めました。 ますます活気ずいていく少年達。 ところがそのジャックは、仲間を助ける為に誤って、人を刺し指名手配中だったことが判明。一時は 姿を消した彼でしたが、独立記念日の少年達の演奏を聴きに逮捕を覚悟で現れます。 独立記念日・・まるで逮捕され連れて行かれるジャックを見送るがのごとく、少年達の演奏はロックに切り換.わります。  
 
1950年代といえば、まだロック=不良とゆう観念があった時代。 ましてや世に反抗し、少年院に保
 
護されてる少年達にとっては、触れてはいけない音楽ジャンルと考えるのが管理する側の考え。
 
少年達は、厳しい規律の中、夢も希望もない日を過ごしていました。
 
そんな彼らの生活に風穴を開けたのが、ジョン・トラヴォルタ演じるところの、新任の音楽教師ジャッ
 
彼の持つロックのレコードが少年達の心に火をつけ、やがては音楽に興味のなかった彼らが
 
楽器をにするまでになります。 更生とは、生き返ること。よみがえること。 精神的、社会的に、
 
また物質的に立ち直ること。。と、ありますが、やはり規律で縛るだけでは本当の意味での更生は
 
ありえませんね。これは映画ですが、現実社会でもアメリカなどの刑務所では、受刑者のためのプロ
 
ラムとして犬の訓練が取り入れられてるようです。 受刑者には職のスキルを、保護犬には新しい
 
家族を見つける事ができるようにとの取り組みで、このプログラムに参加した受刑者は優しさや責任
 
が生まれ、出所後、ドッグトレーナーとしての職を探したり、犬も24時間愛情を注がれ訓練を受け
 
新しい家族ができやすくなり、良い結果が出ているそうです。 すばらしいですね。
 
少年達にとっても、このロックを知った事が未来への夢や希望につながっていくのかもしれません。
 
生き生きとした彼らのラストシーンの圧巻の演奏がそれを物語っています。
 
独立記念日の日、彼らは自分達の意志で急にロックに切り替えての演奏を始めます。
 
連行されるジャックの満足そうな笑顔。 少年達の演奏はまるで彼を見送るかのように続きます。
 
 
              それではその圧巻のラストの演奏シーンをごらんください                                             
                   YouTubeさんよりお借りしました。ありがとうございます。
 
忘れられない、ひと夏の恋と音楽の青春ムービー 個人的にとても楽しめました~♪
 
後に人気女優になったへザー・グレアムが、キュートなヒロインを演じてます。
 
また後にアカデミー主演女優賞をとったグヴィネス・パルトローも出ているんですよ。
 
これがデビュー作品です。彼女の初々しい女学生役を見るだけでもレアな作品かもしれません。
 
私はだいぶ前に図書館でレンタルしました。興味のある方、ぜひレンタルしてごらんくださいね。
 
 
1992年の4月18日が劇場公開となってますが、 4月18日は偶然にも私の誕生日と同じです。こうしてだいぶ前に観た作品を記事にしたのも何かのご縁でしょうか~?(無理にこじつけてますね~笑)
 
(おまけの一言)
今日(15日)は中学のクラス会で、初めての一泊旅行です。
さすがに泊まりともなると人数も少ないですが、帰りを気にせず、心ゆくまで飲んだり、食べたり、話したりできるの嬉しいです。 楽しんできますね。