ジョーカー・ゲーム
架空の第2世界大戦前夜。陸軍士官学校で学ぶ嘉藤（亀梨和也）は、規律に反したことで極刑に処されるところを、結城（伊勢谷友介）なる謎の男に救われる。彼は諜報（ちょうほう）組織のD機関を設立した人物で、嘉藤の卓越した頭脳や身体能力を見込んでスカウトする。数々の厳しいテストをクリアしてスパイとなった嘉藤は、人類の歴史を変えかねない発明について記された機密文書ブラックノート奪取を命じられる。それを求めて魔の都と呼ばれる都市に潜入した彼の前に、リン（深田恭子）という女が出現し……。
予告編
関の設立者、結城（伊勢谷友介）に助けられ、その後スパイとなり、任務遂行の為に活躍するとゆ
うのが大筋の内容ですが、なかなかおもしろかったです。
元々彼にスパイの素質があると見ぬいて助けたのでしょうが、Ｄ機関に入る為に、数々のテストが
彼を待ち受けていました。
例えばテーブルを急に覆い、見えなくしたうえで、テーブルの上には、今何が乗っていたかを言わ
せたり、地図上にあえて書いてない国を、どこか示させたり。。スパイとは、こうゆう訓練をするなの
だな～と興味深かったです。 スパイは身体能力もさることながら、判断力や記憶力、すべての事
に知識の深い、頭脳明晰な人間でなければ、とうていなれないのですね。
それをみごとにクリアしていく嘉藤は、やっぱり助けられただけの、スパイの資質を持った人間だっ
たのでしょう。それを見ぬいて助けた結城の目は確かでしたね。
Ｄ機関の一員となった嘉藤の任務は、異国に潜入し、米国大使グラハムが持つ「ブラックノート」と
呼ばれる機密文書を奪取する事。 はたして彼は、どうゆう作戦で任務を遂行するのでしょうか？
それはぜひ映画館で確かめてくださいね。
深田恭子さんが、謎の女リンを演じてます。リンはグラハム邸でメイドとして働いているグラハムの
愛人でもあり、亀梨君演じるところの嘉藤の前に、ブラックノートをめぐり立ちはだかる、もう一つの
顔を持つ人物。深田恭子さんが多面性のある役を熱演していますよ。
ただ、彼女はアクション系の女優さんではないし、今までそうゆう役もやってなかったせいか、
今一つアクションシーンにキレがない気もしました。
これが別の女優さんだったら、例えば映画ＳＰなので迫力ある格闘シーンを見せてくれた
真木よう子さんだったら・・などと考えてしまった私でした～（余計なお世話ですね。。笑）
アクションシーンはともかく、深田さんはリン役で、男性だらけの作品の中に、妖艶な美しさで花を
添え、甘さを加えてくれたと思います。これからも色々な役に挑戦していただきたいですね。
亀梨君は、ジャニーズとゆうこともあり、踊りもされてるので、身のこなしは軽やかだったと思いま
す。 Ｄ機関の基本の考え方が、目立たない、無駄に殺さず、自分も死なない。。。なのですが
この考え方、けっこう気に入りました。 命を尊びながら目的のみを果たす、例え、捕えられたとして
も、あらゆる努力で敵を欺き、助かる道を模索する。。最後の最後まであきらめず、スパイゲームを
楽しむ。。。うん、そうできたらスカッとしますね。 現実に日本にも戦争当時、このＤ機関のような
陸軍中野学校とゆう、諜報部員を養成する学校があったようですが、今はどうなんでしょうね。
もしかしたら、表には存在してなくても、実はあるのかもしれませんね。 そこに優秀なスパイがいて
目立たず、殺さず、殺されず、国際問題を解決したらいいのに～などと、妄想が膨らみました。
を突破した、日本最高峰のスパイサスペンス小説「ジョーカー・ゲーム」シリーズ。
ちょっと原作も読んでみたくなりました。 おもしろそう～♪
シンガポールや、イドネシア・バタム島を舞台に展開する、、００７を彷彿させる、スケールの大き
いスパイアクションムービー 日本でもこんな作品ができるんだな～と思いました。
興味のある方、映画館へレッツゴーですよ！
（おまけの一言） 2月も半ばを過ぎましたね。まだまだ寒い日があると思いますが、少しずつ春の足音が聞こえてくるようで、ちょっぴりワクワクしてきますね。
何より日が延びました。お友達と食事して、夕方お店を出た時、そう感じるこの頃です。
少し前は同じ時間に暗くなってたのに、今は少し明るいです。春はそこまで。。
元気に頑張りましょうね～！
