キャロル オーラを放つケイト・ブランシェットの演技でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キャロル

　　　　　　　（ストーリー）
1952年のニューヨーク。高級デパートで働くテレーズ（ルーニー・マーラ）は、クリスマスでにぎわう売り場で美しい女性に目を奪われる。鮮やかな金髪と赤い唇の持ち主の名はキャロル（ケイト・ブランシェット）彼女もまたテレーズを見つめ返す。一瞬でキャロルに憧れを持ったテレーズは、販売した商品をきっかけに急速に距離を縮めていくが、キャロルは不幸な結婚と偽りの人生に身を置く、悲しみに包まれた女性だった……。物語は、良き妻、良き母であることを求められて苦悩するキャロルの姿と、そんな彼女に近づこうとするテレーズの真しな思いを映し出していく。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　予告

　

キャロルを観てきました。　娘のクリスマスプレゼントを買いに来た人妻キャロル（ケイト・ブランシェット）と、デパートの売り場で働くテレーズ（ルーニー・マーラ）の出会いは、その後の2人の運命を大きく変える事になります。
最初から無意識にもキャロルに惹かれている様子が何となくテレーズの目の動きでわかります。
その当たりの演出はとても上手ですね。それもそのはず波打つ金髪に赤いルージュ、暖かそうな毛皮を身にまとうキャロルは圧倒的な存在感とオーラを放っていました。テレーズだけでなく、あんな女性がいたら自分も目で追ってしまうのではないかと思える美しいキャロル。彼女が手袋を忘れた事をきっかけに、二人はどんどん距離を縮めていきます。
テレーズは若く、彼氏もいたのですが、いつの間にかキャロルと会うのを心待ちにするようになります。
そして幸せだと思っていたキャロルは、実は自分の気持ちを偽り生活していた事がわかってきます。
妻を愛すればこそ、良き妻、良き母を求める夫。そんな夫に合わせきれず別居中のキャロルには、以前特別な関係になり、今は友達関係の女性の友人がいました。そんな事もあり、テレーズとの仲も気がつく夫。夫はキャロルを彼なりに愛し、再び共に暮らしたいと思いますが、それも無理だとわかると彼女に親権を渡したくないので、キャロルはそうゆう資質を持ち、母親にはふさわしくないと言い張ります。
そんな事もあり、お互いの気持ちを確認したものの、キャロルはテレーズに少しの間距離をおこうと言います。　その間にテレーズは夢だった仕事につき、イキイキと生活するのですが～そんな彼女のもとに久々にキャロルが現れます。はたして彼女の心はテレーズに届くのでしょうか～　　　

今ほど、同性愛がオープンではなく、理解されてなかった時代。
惹かれあう二人の女性　子供の為にどうするべきなのか、心の葛藤
そんな気持ちを織り交ぜながら、自分に正直に生きるとゆう事はどうゆう事なのか、改めて考えさせてくれた作品でした。ケイト・ブランシェットは、色々な役をこなせる女優さんですが、これもはまり役だと感じました。　タバコの吸い方、身のこなし、すべてが洗練されてて素敵でした～♪　ゴージャスなオーラはきっとテレーズのみならず、あなたを惹きつけてやまないでしょう。
興味のある方、映画館へレッツゴ～ですよ！

（おまけの一言）
2月もあと数日になりました～春近しと思えるような暖かい日があると思えば、冬に戻ったような寒い日もあり
まだまだ安定しませんが、それでも少しずつ春の足音が近ずいてきてるようです。
近くの散歩道は、桜並木もあり、鴨が泳いでいたり、カモメが飛んでたりするので、色々と楽しめます。
今も歩いてますが、これからますます楽しくお散歩ができる気候になるので、楽しみです～