私のシネマワールド

映画の事を中心に、気の向くままに書いております。

博士と彼女のセオリー 見応えのある作品でした~!



                  博士と彼女のセオリー               
イメージ 4

   
イメージ 5
          

遅まきながら、博士と彼女のセオリー観ました。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病を抱えながらも最先端の研究に励み、現代の宇宙論に多大な影響を与える車椅子の天才科学者スティーブン・ホーキング博士の半生と、博士を支え続ける妻ジェーンとの愛情をいた作品です。
  スティーブン・ホーキング役( エディ・レッドメイン ) 
  ジェーン・ホーキング役フェリシティ・ジョーンズ

                          予告


スティーブン・ホーキングと妻ジェーンは、どこにでもあるように、ケンブリッジ大学在学中に出会い、

恋に落ちます。天才物理学者として将来を期待されてる彼と詩を学ぶ彼女は、未来を語る幸せなカッ

プルでしたが、やがて彼はALS(筋萎縮性側索硬化症)とゆう難病にかかり、余命2年と宣告されま

す。彼の脳からの指令は、徐々に体に伝達できなくなり、手も足も動かなくなるとの事。そんな残酷な

告知に打ちひしがれてる彼を救ったのが、ジェーンの揺るぎない愛でした。何とそんな彼と結婚までし

てしまうのですから、凄い人ですよね。いくら愛してても、結婚とゆう形はとらず、彼をサポートしなが

ら、その2年の時間を大切に過ごすだけでもいいと思うのですが~ 彼女は結婚し、3人の子供まで

かります。 精神的な強さを感じますね。それでも子育てと、夫の病気の進行とで、一時も休む事

なく
続く気苦労。。そんなジェーンに手を差し伸べてくれたのが、教会の聖歌隊の指導をしている男

性でし
た。彼が子供のピアノを教えたのをきっかけに、一人では夫と子供を支えられなくなったジェー

ンを
えるようになった彼の存在は、ジェーンの中でも大きくなります。しかお互いの気持ちを知りつ

つも、
距離をおく二人。今やるべき事は何か、誰よりもわかっているジェーンでした。 スティーブン・

ホーキングは、後に危篤状態に陥りますが、もう声を出す事ができなくなるとわかっていても、 気管

切開術をた
めらいもなく選んだ妻の決断、その精神の強さには驚くばかり。もちろん心の中では様々

な格闘
があったに違いないですが。。。その決断があったからこそ、その後も彼は本を出したり、意思

伝達装置、
すなわちコンピュータでコミュニケーションをとるとゆう方法で、檀上で、自分の考えを述べ

たりし
てるのですから、ジェーンのその選択は正しかったのかもしれません。 その後残念ながら二

人は離婚しましたが、今でも良き友人関係にあるそうです。
                                          
イメージ 1        イメージ 2 









余命2年と言われた彼が、今も周囲のサポートを受けながら暮している事に、人間の可能性も、どこ

か、未知なる宇宙に似ていると思いました。そう、わからない。。。。計り知れない・・

医者が言った余命2年は、それまでのデーターからのものでしょう。こうなれば、こうなるとゆう。。

それでも博士の様な例もあるのです。この病気を宣告された方にも、博士の存在は大きな希望となる

と思います。 そしてどんな状況にあっても、前向きに何かに向かって生きて行く事の尊さを感じた作

品でした。 最後のシーンで壇上から、人々に向かってスティーブン・ホーキング博士が言った言葉が

あります。「我々は、皆違います。いかに不運な人生でも、何かやれることはあり成功できるのです。

命ある限り、希望があります。」こんな言葉だったと思いますが、胸に沁みました。

切なく哀しい映画だと思っていましたが、逆に元気をもらった気がします。

日々、自分なりに大切に生きたいな~と思いました。

この作品でアカデミー賞、主演男優賞に輝いた英俳優エディ・レッドメインの、素晴らしい演技は必見

ですよ。 
機会があったら、DVDでぜひごらんくださいね。 お勧めです。ツタヤにレッツゴー!

  (おまけの一言)
御無沙汰でしております。早いもので桜の時期も過ぎ去りましたね。
お花見、行かれましたか?  こちらは近くに桜の並木道があるので、そう遠出しなくても楽しめるのがありがたいです。 お散歩しつつのお花見で、十分楽しめました~♪
桜が終わっても、この季節は次々と色々なお花が咲くので、楽しいですね~♪
気候も良い季節ですので、色々な場所にお出かけになり、お花も楽しんでくださいね。

      イメージ 3