私のシネマワールド

映画の事を中心に、気の向くままに書いております。

グレイテスト・ショーマン 楽曲が素晴らしい~!

                                            
                                    グレイテスト・ショーマン
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 はい、観てまいりました~グレイテスト・ショーマン
19世紀に活躍した伝説のエンターテイナー、P・T・バーナムを『X-MEN』シリーズや『レ・ミレ・ミゼラブル』などのヒュー・ジャックマンが演じてるミュージカル。監督はマイケル・グレイシー。音楽は『ラ・ラ・ランド』で第89回アカデミー賞歌曲賞を受賞した、ベンジ・パセックとジャスティン・ポールが担当しています。


映画館で予告を観て楽しそうだな~と思っていたところ、友人も行きたいと言い、ブログのお友達fpdさんの記事を読んで、よけいに観たくなり、足を運びました。 
まだストーリー的には何も始まっていない、冒頭の歌と踊りのシーンだけで、かなりテンションアップ。心が躍り出しました~(笑)
                             
                         予告
 
 
    
会社が倒産し解雇されたP・T・バーナム(ヒュー・ジャックマン)は職を失い、今まで誰もやった事のないアイディアで、ショービジネスの世界へと足を踏み入れます。
彼は人と違う変わってる人間を募集。集まって来たのは、今まで社会の闇の部分で隠れるように生活していたような個性的な面々。
 
サーカスと歌と踊りが一体になったショーは、、最初こそ出足が悪かったものの、
やがて観衆の心をとらえ、人気を得る事になります。 それでも、評論家をはじめバーナムのショーは偽物だと、軽蔑する人々もいて、悔しい気持ちを抑えきれないバーナムは、ビジネスパートナーとして人気の若き劇作家、フィリップ・カーライル(ザック・エフロン)とタッグを組み、上流階級の人々をも納得させる本物のショーを目指します
 
 
このフィリップ・カーライル役を演じたザック・エフロンは、ご存知の方が多いと思います。 ほら、あのハイスクールミュージカルでブレイクしたイケメン君、ザック・エフロンです。可愛いかった少年も、今や精悍な雰囲気の青年になりました。

                         →       こうなりました
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だいぶイメージが変わったので、言われないと、ちょっとわからないかもしません。
この映画では、バーナムを色々な場面で助けてくれる良きパートナーです。
 
やがてフィリップの力で、サーカス団の全員がヴィクトリア女王に招待されます。そしてそこで出会った美しきオペラ歌手、ジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソ)に何かを感じたバーナムは、彼女をサーカス団へと誘い、それで成功するとサーカス団はフィリップに任せ、家族をおいて彼女と共にアメリカツアーへと旅立ち、その公演は各地で成功をおさめます。
 
                         Never Enough
 
 
 
このオペラ歌手を演じているレベッカ・ファーガソン。。
ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイションで、ヒロインを演じてますね。とてもセクシーでした。今回はさすがに役どころがオペラ歌手ですから、セクシーさは封印してますが、気品あふれる美しき歌姫を堂々と演じてました。
実際に歌っているのはLoren Allredとゆう方のようですが、この表情、口の開き方、聞かなければ、ご本人が歌ってるとしか思えません。
さすが女優さんですね。聴き入ってしまいました~♪
 
そんなある日、バーナムはジェニー・リンドから、愛の告白を受けます。 バーナムは、自分には愛する妻と娘達がいる。。君はビジネスパートナー そのような答えを返します。そこで心が折れてしまったジェニーは、もう残りのツアーは続けられないとゆう言葉と共に、最後のショーで観客を前にして、突然バーナムにキスをし、スキャンダルを置き土産に去っていきます。 
それが新聞に載り、大スキャンダルに。。。それだけではなく、借金をしてまでこの公演にかけていたバーナムは、大きな損失をしてしまいます。悪い事は重なるもので、バーナムが戻って来た時、彼のサーカスショーの劇場も民衆が放った火で火事になっていました。中には自分がいない間、サーカス団を守ってっくれたフィリップが。。バーナムは止めるのも聞かずに彼を助けに火の中へ。。。。そして助け出されたフィリップ。。幸いにも一命は取り留めましたが、意識がありません。病院でそんなフリップを見守るのは、サーカス団の一員、空中ブランコ&ショーで活躍しているアン(ゼンデイヤ
彼女は肌の色や身分の違い、フィリップの両親の自分を見る冷たい目に耐えられず、彼への想いを封印したのですが、意識のないフィリップを前にして、彼への愛を確信するのでした。 この二人のラブロマンスも、なかなか素敵でしたよ。
モデル出身の女優でシンガーのゼンデイヤスラリとした長い手足、スタイル抜群です。何と身長は178㎝。。。カッコイイのも納得ですね
 
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劇場は焼けてしまいました。 そしてスキャンダルは妻も知る事となり、家も借金で住めなくなり、彼への信頼を失った妻、チャリティ・バーナム(ミシェル・ウイリアムズ)は、今まで何でも一緒にやって来た。。もっと自分に相談してほしかった。。と娘達二人を連れて実家へ帰ります。

  
すべてを失い、酒浸りの失意のバーナムに、サーカス団のメンバーが言います。
 「暗闇にいた私達に、あなたは希望と家族を与えてくれた」 素晴しい言葉ですね。

バーナムは、ジェニーリンドをアメリカに呼び、初めての公演が成功した時、その後の上流階級の人々ばかりのパーティー会場にサーカス団の仲間を入れなかった事がありました。やんわりと閉めだした感じですが、その時の彼は人と変わっている自分が集めた仲間を、どこか受け入れてなかった。その視線は他の人と同じですね。それがみんなに伝わり、仲間はとても傷つき、悲しみ、怒ったのですが、それでも最後には失意のバーナムに、こんな優しい言葉をかけれるのです。 感謝も忘れずにいてくれたのです。仲間っていいですね。

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 その言葉でバーナムは、自分にとって何が大事なのか、ようやくわかったのだと思います。 子供の頃から貧しく、劣等感を抱いてた彼。身分違いの自分に親の反対を押し切っまでてついて来てくれた妻。 そんな妻と娘を幸せにしようと上を目指した結果が今のありさま。 妻はこんな事は望んでいなかった。今のままで充分幸せだと、いつも大きな心で包み込んでくれてた。。。自分にはこんなにも素晴らしい家族と、仲間がいたんだ。。。そんな気持ちでいっぱいになった事でしょう。
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彼は妻の実家へと向かいます。さてさて、劇場も失い、無一文になったバーナムは、ショーを再び始められるのでしょうか? そして愛する奥様の心をとり戻せるのでしょうか? 圧巻のラスト。。続きは、ぜひ劇場でごらんくださいね。 お勧めです

歌と踊り、ラブロマンスも楽しめ、ありのままの自分を誰より自分が受け入れ、
希望を持って、胸を張って生きていく事の大切さ、そしていい時ばかりでない人生も、そこから学ぶ事、気ずく事で、また幸せになれるんだと思わせてくれた作品でした。
とにかく楽曲がすべて素晴らしいです。これが映画館でなければ、立ち上がって拍手をしてたと思います~(笑) 髭の生えた女性レティ・ルッツを演じたミュージカル女優キアラ・セトルが迫力満点に歌い上げる今、話題の曲This Is Meをお聴きください。ありのままの自分を受け入れて、もう何も怖がらず進んで行こう。自分の場所はきっとある、そして自分も愛するに値する人間だとゆうメッセージが含まれてる、素敵な曲です~
                    This Is Me
        第75回ゴールデングローブ賞にいおいて、最優秀歌曲賞に輝きました~♪
 
       
 
 
 映画製作が決定していない段階で、キアラ・セトルが初めて生歌を披露するワークショップ・セッションを捉えた映像 ヒュー・ジャックマンが、目に涙を溜めてセトルの手を握る姿は感動もの。。。このように書かれてました。お見逃しなく!
          映画に負けないくらい感動した動画です~♪

 
                 ヒュー・ジャックマンが感極まり涙  
        『グレイテスト・ショーマン』「This Is Me」ビハインド・ストーリー映像  
 
 
 
   
 (おまけの一言)
冬季オリンピックも終わり、ちょっと寂しい気がします。怪我の後の初めての大舞台がオリンピックの羽生選手、私達には想像もできないプレッシャーの中での金メダル、立派ですね。私が一番応援してたのがカーリング。頭脳と技を競う、なかなか奥の深い競技ですよね。初めての銅メダルで、新しい歴史を刻んでくれました。
明るい笑顔に癒されつつ、応援してました。そだね~も、良かったですね(笑)

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さて、いよいよ3月になりました~春が来ますね~♪
今月もよろしくお願い致します。