私のシネマワールド

映画の事を中心に、気の向くままに書いております。

 「ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜」パート2 はまるドラマです。

ご無沙汰してます。前の記事からだいぶ間が空いてしまいました(^_^;)
話題の韓国ドラマ「ザ・グローリー輝かしき復讐」今回はそのパート2です。
1のおおよその内容を知りたい方は、前の記事をお読みください。

               ↓

you1825m.hatenablog.com

 

      「ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜」パート2

  


パート1は、高校時代壮絶ないじめにあったソン・ヘギョ演じるムン・ドンウンが、加害者達に復讐するべく、その準備を着々としていく姿が中心にストーリーが進みますが、パート2ては、それをいよいよ実行に移していきます。

まずはいじめの中心人物。パク・ヨンジン。夫は建設会代表のハ・ドヨン、可愛い娘のイェソルと共に裕福な暮らしをしています。この二人とはすでに顔見知りのドンウン、ヨンジンの夫のドヨンには囲碁仲間として近づき、娘とは彼女の通う学校のクラス担任、そして母親の友達として知り合っています。 もちろん全てが計画的です。

パート1のラストでは、ヨンジンがドンウンの部屋の鍵を業者を頼んで勝手に開けさせ、その部屋一面に貼られた、これまでのイジメの写真を目の当たりにして驚いている様子、そしてそこへまさかの夫のドヨンがやって来たシーンで終わります。
息を呑む瞬間、今後の二人の人生が大きく変わるシーンでもありました。

 

               パク・ヨンジン
プライドが高く、過去のいじめに罪悪感もない、どうしようもない性格。
しいて同情するならば、家族に本当の愛を与えてもらえず育った事。
お金や身分、名誉などしか頭にない母親、この親に育てられたのかと思うと、こうなるのもわからないでもないが。。。

結果(離婚され、世間にも過去の暴行や殺人がバレて刑務所へ)

そして今回のパート2では、1のラストでこの夫婦がドンウンの部屋で顔を合わせた事で、夫もその写真を見る結果となり、ヨンジンがドンウンにひどいイジメをしていた事がばれてしまいます。それだけではありません。彼は娘が自分の子ではなく、本当の父親は妻の同級生で自分と面識もある男性、チョン・ジェジュンだと知ってしまうのです。妻の本性を知ったドヨン、ショックが大きいですね。
               ハ・ドヨン 
         建設会社代表 妻と娘と幸せに暮らしていたが。。

         
   (結果)    ヨンジンと離婚し、娘と海外へ

はっきりと事実を知り、被害者への謝罪を要求する夫でしたが、自分のやった事への罪の意識も反省もなく、被害者への謝罪すらできない妻の態度に呆れて、ついにドヨンはヨンジンとの離婚を決意します。
そしてドンウンも自ら自首すればこれ以上追い詰めないとヨンジンに言うのですが、それも拒否。チャンスを逃してしまいました。人に謝るとゆうこと自体が嫌なんでしょうね。    根っからの性悪女。
結果、気象キャスターの仕事も失い、最終的には今までの悪行の数々もバレて、ラストは刑務所行きに。。。
             
                                                    チェ・へジョン 
 客室乗務員になるのが夢。それを叶えた今は経済的に裕福な男性と結婚するのが次の目標。
なぜなら、このいじめグループの中では、裕福な家庭でもなくクリーニング屋の娘である彼女は仲間からどこか下に見られてるのが悔しくて仕方ない。いつか見返してやろうと思っている。
念願が叶い、金持ちの男性にポロポーズされ、衣装合わせにきているへジョン。

   

     
(結果)金持ちの結婚相手の母親とドンウンが知り合いだった事から、過去の自分のいじめを言わないで欲しいと土下座して頼み、結果この先はドンウンの指示に従うことになる。
サラに首を刺され、言葉がほとんど話せなくなる。

金持ちの男性との結婚までこぎつけたへジョンでしたが、結婚相手の母親とドンウンが知り合いだった事が判明。母親は教師でしっかりしているドンウンのような女性を息子の結婚相手にしたかったようで、あからさまにその気持ちを態度に出します。ドンウンがへジョンと声をかけたのに、驚いて何も返事をしなかったへジョンに、「先生は嬉しそうだったのに、ろくに挨拶もできないの?」と言い、全くあのバカ息子が。。と、へジョンを嫁に選んだ息子に不満の様子。たぶんこの母親と知り合いになったのもドンウンの計画のうちなのでしょうね。へジョンはこれで一生、ドンウンに従わなければなりません。
                                                                         イ・サラ
高校時代からの将来の夢を叶え画家になりましたが、薬物依存症で身を滅ぼす。
父親は牧師で本人も毎週礼拝堂に行ってたのですが。。。。行動が伴わない。

結果)
それまで薬を手配してくれてたソン・ミョンオが失踪し、薬が手に入らなくなり荒れていたせいもあったのかもしれませんが、仲間揉めで最後には友達のチェ・へジョンの首をペンで刺して逮捕されます。 薬物は恐ろしいですね。

    

        


                                                   ソン・ミョンオ
昔からいじめ加害者仲間のうちではしたっぱで、大人になってからも親の力で、ゴルフ場やブティックの仕事をしているジェジュンの下で、雑用や運転手のような仕事をしている自分に嫌気がさしている。

結果)自分にとって嬉しい話をドンウンから聞き、それをネタにお金をもらい海外に行こうと計画したが、その後行方不明になり。。。その後は。。。

ジェジュンのパシリのような事をしている現状に不満を抱えるミョンオの気持ちをわかっているドンウンは彼を使い、ヨンジンに揺さぶりをかけることにします。以前ドンウンの前にいじめられていたユン・ソヒ 当時自殺で処理された彼女の事件の真相を告げ、ミョンオを驚愕させるドンウン。 それで脅しとったお金は全部あげるとゆう言葉にいよいよ自分も対等な立場になれるのかと喜び、ヨンジンをゆする為に出かけましたが、その後消息が途絶え連絡がつかなくなります。



             チョン・ジェジュン
親の七光りでゴルフ場経営やブティックのオーナーをしている。 ヨンジンとは彼女が結婚してからも関係が続いている。 モラルのなさはお似合いの二人。 ヨンジンの娘イェソルが自分と同じ色弱であるとわかり、親子鑑定でも間違いなく自分の子供だとわかり、何とか自分の手元におきたいと思う彼。娘を可愛く思える気持ちだけは本当かもしれない。 授業参観に子供もいないのに行き、イェソルの父親ドヨンに不信に思われる。ヨンジンに離婚して自分と3人で暮らそううとゆうが、相手にされない。

(結果)見知らぬ誰かに、コンクリートの中に突き落とされる。

サラに首を刺され、ろくに話せなくなったへジョンを嘲笑った事で、恨みをかうことになったジェジュン。 いつも使用している目薬を、荷物を取りに来たへジュンにすり替えられ、運転中に事故を起こした彼。その時点でもうほぼ目が見えないので、通りすがりの人に助けを求めるものの、結局はすがった誰かに、建設現場の高い場所から、下のコンクリートへと突き落とされます。 ジェジュンはまだ固まっていないコンクリートの海へと消えていきました。 
犯人は誰かは顔が出てないのでわかりませんが、その時でなくてもその後のドラマを見ていれば、わかる人はわかると思います。


さてドヨンですが、彼は娘のイェソルを連れ、イギリスへと向かいます。
血は繋がっていなくても、娘への愛情は変わりません。外国でまともな父親に育てられ、母親に似ない心優しい女子に成長して欲しいと願うばかりです。


これでドンウンの18年かけた復讐は終わりました。
終わっても、一番輝かしい青春時代を棒にふったドンウンの代償は大きいです。
この目的の為に生きてきた彼女は、ある意味もう生きる目的は無くなりました。
そしていつかのように、ビルの屋上に立ちます。あの時は彼らへの憎悪と復讐心が生きる力となり、跳び下りるのをギリギリで止めましたが、今回は何もありません。
と、その時声が聞こえました。

「私の息子を救って。。。」自分はヨジョンの母だとゆう女性が必死に叫んでいます。
ドンウンがこれまでどう生きてきたかを知っていると言い、「息子ヨジョンが復讐を手伝うと言った時も認めた。だからあなたも認めて、私があなたを救う事を。。例え自分が一緒に落ちようともあなたを救う。だから息子を地獄から救って、生きる力を与えて。。今まで生きてきた事の果てがここではダメ。。」と言います。
ドンウンは涙が止まりませんでした。それは何の涙だったのか。。いくら息子の為とはいえ、こんなにも必死で自分の命を守ろうと叫んでくれた人がいただろうか。。
高校生の時、自分で跳び下りるのを止めなければ、誰も自分の命を惜しんで説得などしないだろう、母親さえもお金で子供を売るような人間、教師も友達も。。虫けらのように扱うだけ。
目の前で叫んでる彼女を見て、初めて自分にも生きる価値があり、誰かの役に立てることもあるとゆう事、そして自らも闇を抱えていながら自分の為に復習に手を貸してくれたヨジョンの愛を感じました。同時にそれなのに彼の前から二度も姿を消した自分の身勝手さも感じるのでした。

時が流れ、ある日不意にヨジョンの前に戻ってきたドンウン。

驚いて言葉も出ない、しかし涙は出る彼に、今度は私が復讐を手伝うと言い、キスをしました。ドンウンの初めての積極的な愛情表現、その姿にちょっと胸がキュンとしました。一番輝かしい時代に恋などする間も無く、復讐の計画だけを目的に生きてきた彼女に、ささやかでもこんな甘い瞬間が訪れたのは嬉しい限りです。

        形成外科クリニック院長  チュ・ヨジョン 
偶然ドンウンに会った時から心惹かれ、頼まれて囲碁を教える、いつしか彼女は去り、数年後に連絡があり再会。離れていても彼女を忘れた事はなく、彼女の復讐を知り、協力を申し出る。
実は彼も闇を抱えていて、父親を殺され、それが自分のせいだと思っている。犯人は刑務所に入っているが、何通も詫びる言葉を書いた手紙を送ってきたり、ヨジョンの心を弄んんでいる。
彼も復讐したい人間がいたのだ。

    

二人は計画を練り、ヨジョンは刑務所の医務官として、ドンウンは読書論会のボランティア講師として、カン・ヨンチョンのいるジサン刑務所の中へ入り込むことができました。
ついに二人は復讐へとスタートをきります。と、ここで終わります。


1に比べると、結果などある程度のネタバレも書いてますが、まだ書いてない事もあります。登場人物も伏線も多いので、とても書きれません。書いてなくても制裁を受けた人物もいますし、本当はこうだったの?とゆう真実もあります。一度見始めると、なかなかストップできない面白いドラマです。
特に悪役の役者さん達の演技が素晴らしく、このドラマの面白さの大きなポイントになっていると思います。 それは脇役の方も同じで、特にドンウンの指示でよく動いて助けてくれたヨム・ヘランさんが演じたカン・ヒョンナム。すごく良かったです。
夫にDVされ常に傷が絶えない主婦が、ドンヨンの指示でスパイまがいの事をするようになり、車の運転も習い写真を撮ったり情報を集めたり、大活躍してくれました。
それが本人に自信を与え、強く変わるきっかけになったのです。

娘はドンヨンの計らいで留学し、ヒョンナムは惣菜屋を開きましたが、またヨジョンと復讐を始めるドンヨンからメールがあり、嬉々として出かけました。やはりこの仕事が好きのようです(笑)

2のラストはまたヨンジョンの復讐が始まるので、パート3がありそうにも思えますし、これで終わりとも思えます。人気作品なので次回作があってもおかしくないですが、ドンウンの復讐が終わった今は、このまま終わった方がいいようにも思えます。
もちろんやったら見ますけどね〜(笑)ご視聴可能な方は、この作品Netflixでぜひごらんくださいね!
  
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暑い毎日ですが、水分補給をまめにして、素敵な夏をお過ごしくださいね!

ザ・グローリー 〜輝かしき復讐 おもしろかったです!

         ザ・グローリー 〜輝かしき復讐

     

Netflixで話題の韓国ドラマ、ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜を見ました。

主演はソン・ヘギョ

高校時代に同級生から壮絶ないじめを受けていたムン・ドンウン(ソン・ヘギョ)

誰も助けてくれず、いじめられに学校へいくような毎日に絶望したドンウンが、学校を退学し、自分をいじめた加害者達への復讐を生きる理由に、長い年月をかけ着々と準備をし、計画を実行していくとゆう復讐劇です。


まずイジメがハンパない!

パシリとか、そんな程度ではなく、髪を巻くヘアーアイロンを押しつけ火傷させたり、貧しい中で貯めたお金を奪おうとしたり。。。とにかくひどい。担任に訴えてもとりあってもくれません。

  

いじめの主犯格は同級生の女子 チュ・ヨジョン

この子が男子までも手下として使っているのて、怖いものなしのやりたい放題。

その裏には家が金持ちで学校に対しても、その権力を行使して娘の悪事ももみ消させる力があるからです。それを知ってるからこそ、ヨジョンは調子にのってるとゆうわけてす。

   



やった事を考えたら、大人だったら刑務所行きレベル。犯罪者もいいとこ。

若くて美しいドンウンの体を仲間達に押さえ込ませ、ヘアーアイロン何箇所も赤く焼け焦げさせる、遊びのようにドンウンをいたぶる。

一度は屋上に立ち、死を考えたドンウンでしたが、憎しみを、怒りを、そして彼らへの復讐を力にして、着々と計画を進めていきます。

あれから18年後、ドンウンはセミョン私立小学校のあるクラスの担任になります。
そう、そのクラスには自分をさんざんいじめたヨジョンの娘がいたのでした。

それを知ったヨジョンの驚き。いじめて退学させたドンヨンが、娘のクラス担任となり、再会したのです。娘を人質にとられたようなものなので、怒り狂いますが、どうしようもありまぜん。なぜならドンウンはお金などにつられる人間ではなく、学校から追い出したくても、高校中退のはずの彼女が、大学まで行き、教員の資格もちゃんとあるからてす。

そして以前と違うのは、ドンヨンの堂々としたクールな態度。そこには自分にいじめられ、いつも恐怖に怯えていた少女時代の姿はありません。

娘のクラスの担任になったのは、偶然か計画的なのか?そう聞くヨジョンにドンヨンは「偶然は何一つない」と言い放ちました。この時、ヨジョンは怖かったろうなーと思います。
見てるこっちは、スカッとしましたけどね(笑)

 

 

一方でヨジョンも、以前とは違います。今は人妻であり、娘もいます。
そしてお天気キャスターとしてTVの仕事もしていて、知名度もあります。
下手な事はてきません。失うものが大きいのです。

学校時代は、母親や教師が助けてくれても、夫はまともです。
過去のイジメがばれたら、そして娘が何かされたら。。。そう思うと気が気ではありません。
娘を留学させようと急に言い出す妻に不信感を抱く夫。
実はヨジョンの夫は、すでにドヨンと顔見知りだったのです。
そう、「何一つ偶然はない」と言ったドンヨンの言葉通り、彼女は囲碁をするヨジョンの夫か出入りする場所で会う為に囲碁を習い、勝負に強くなり、ヨジョンの夫の興味をひき、会話する関係になっていたのてす。

しかし、彼は妻とドヨンが同級生とはその時点では知りません。知ったのは、娘の授業参観に行き、入って来た担任を見た時です。妻か娘のクラスの担任が変わり、危険な人物だと言っていたのを思い出したのてす。あわてて娘を留学させようとした、あの時の事を!
しかも娘は二人は友達だと言ったのです。 いったい妻とドンウンの関係は。。。。。
ついにヨジョンの夫は、ある決断をし妻の友人を呼び出します。そしてその後ドンヨンも。。

はたして真実は、夫にわかってしまうのでしょうか? ラストは「わ〜どうなる?」とゆうシーンて終わりますが、最終会ではなく、ドラマは続いていきます。 
ターゲットはチュ・ヨジョンだけではありませんからね。。あの時の加害者全員、そして担任も入っています。

春頃に次の配信があるようです。楽しみ〜!

そうそう、ドンウンには、この復讐に協力してくれる人物がいます。
敵の情報を探り、証拠の写真を撮ったり、スパイのような事をして、ドンウンの復讐の手助けをします。彼女は娘と二人、毎日のように夫から暴力を振るわれて追いつめられていました。あるきっかけで二人は出会い、ある事を交換条件に復讐に手を貸すことになります。
いわゆる普通のおばさんですが、これがなかなか良い働きをします。他にも彼女に想いを寄せる青年医師や、一緒の職場に居た後輩など、応援してくれています。一人ではない事が心強いですね。

た18歳の時の仲間と、18年後の仲間とでは、全員違う俳優さんが演じますが、みんなそれぞれに素晴らしい演技です。特に悪役のヨジョンを演じたお二人は、見ているこちらもドンヨンと同じ気持ちになり、心から憎らしいと思うので(笑)演技としては素晴らしかったとゆう事ですね。
       ムン・ドンウン             チュ・ヨジョン   

  大人         高校生時代        大人        高校生時代

ソン・ヘギョが、これまでのイメージとは違う役を熱演しています。彼女は今まではラブストーリーが多く、イ・ビョンホンヒョンビン、など、共演者キラーとしても有名ですね。わずか1年9ヶ月で離婚しましたが、ドラマで共演したソン・ジュンギとの結婚歴もあります。 ドラマでも実生活ても恋多き女のイメージがあるソン・ヘギョが、こんな役を演じたのは初めてのように思います。
彼女の新たな演技派女優としての魅力を感じました。



想像以上におもしろくて、引き込まれた作品。お勧めです。
ざっくりとネタバレしないように書きました。

ご視聴可能な方は、ぜひNetflixでごらんくださいね!

 

  ある男を鑑賞。見応えありました。 

               ある男            


ある男を鑑賞しました。

   (ストーリー)

里枝(安藤サクラ)は離婚した後、子供を連れて故郷宮崎に戻り、父の亡き後、母一人だけになった実家の営む文具店を切り盛りしています。

そんな中、客として店に来ていた谷口大祐(窪田正孝)と言葉を交わすうちに親しくなり、やがて二人は結婚し、彼との間に女の子が誕生。四人家族となり平凡ながらも幸せな日々を過ごしていました。血の繋がっていない前夫との息子悠人との関係も良好です。

 



そんなある日、大祐か仕事中の事故で突然亡くなってしまいます。

里枝は以前大祐から、実家とは、ほぼ絶縁状態なのて、関わらないでほしいと言われていて連絡を控えていたのですが、一周忌を機に、納骨の事などもあるので大祐の実家へ知らせました。大祐の兄の谷口恭一が訃報を知ると宮崎まで訪ねて来ました。そして仏壇の大祐の写真を見ると驚くべき事に これは弟ではないと言い出しました。
にわかに信じられない里枝。それては自分が結婚していた谷口大祐は誰なのか? 本当の名前や素性もわかりません。 映画の中では彼が谷口大祐ではないとわかってから以後は、彼をXと呼んでいます。 

里枝は大祐の何者てあるかを調べる決意をし、前夫との離婚裁判の時の担当者だった弁護士城戸(妻夫木聡)にこの調査を依頼します。

はたして彼は何者なのか? この調査を開始した事で、後半のストーリーが大きく変わっていき、がぜんおもしろくなっていきます。

調査を進めていく中で、城戸は色々なことがわかってきます。それは戸籍交換がなされたのではないかとゆう事。そしてそうゆうブローカーがいるとゆうこと。 城戸はその仲介人で服役中の小見浦憲男(柄本明)とゆう男を訪ねます。  

いったい亡くなった彼は、誰なのか、何か犯罪でも犯して別人になりすましているのか、一歩ずつ真実へと近づいていきます。

そして事件を追う弁護士の城戸の私生活もわかってきます。
妻の香織(真木よう子)は金持ちの娘。妻との間には息子が一人居てその暮らしぶりも悪くない。それなのに香織は父親の援助で、一戸建てを買い今のマンションから引っ越すことを望んで話を進めているので、考えて欲しいと言います。そのあたりで微妙な夫婦の考え方の違いがわかり、それがラストのあるシーン、城戸の言葉へつなかる伏線にもなっているようにも感じられました。

結末につながるわけではないのですが、最後にちょっとびっくりさせてくれるシーンではありました。

原作は第70回読売文学賞受賞の平野啓一郎さんの同名小説です。小説は読んでませんが、それでも楽しめました。色々と考えさせられる作品です。

 

監督    石川慶(蜜蜂と遠雷など手掛ける)

キャスト  弁護士 城戸章良(妻夫木聡) 城戸香織(真木よう子
          谷口大祐X(窪田正孝)谷口里枝(安藤サクラ
          長男谷口悠人(坂本愛登) 小見浦憲男(柄本明)  

          

安藤サクラさん、万匹家族以来でしたが、やっぱり自然体の演技が本当に上手い。
他にも芸達者な役者さん達が、良い味を出してくれてます。そして前の夫の連れ子、谷口悠人(坂本愛登)を演じた子も、なかなか良かったです。

息子としては本当の父親のように接してくれた人、その人を失ったばかりではなく、谷口とゆう名字を変えなければならない事への気持ちの格闘。それをわかっていながらも、別人とわかった以上その選択しかないわけで子供に告げるつらさ。親子でつらいのてすが、お互いに理解し合い乗り越えていきます。きっとこの息子は、大きくなるにつれ母親の力になってくれるんだろうなーと思いました。


人には今の自分を捨てて、別の誰かになりたいと思う時があるのかもしれません。
それが自分の生い立ちが悪いからとゆうわけでなく、ふと一瞬だけでも今の自分、今の環境から解放されたいと思う時が。。。

とゆうことで、ざっくりと書きましたが、ここから先はぜひ映画をごらんくださいね。

 

 

    🎍新年明けましておめでとうございます🎍
皆様、遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
諸事情ですっかりご無沙汰してしまいましたが、今年もよろしくお願い致します。
2023年が、皆様にとってhappyで充実した一年になりますように!たはずの夫はまったくし─「愛」と「過去」を巡る感動ヒューンミステリー 大ヒット上映中 出演: #妻夫木聡 #安藤サクラ

窪田正孝 #名 #眞島秀和 #小籔千豊 #仲野太賀 #真木子 # 原作:#平野啓一郎

ソロ活女子のススメ

                  

          ソロ活女子のススメ

    

           
ソロ活女子のススメを見ました。
これは 2021年4月2日の深夜0時52分からスタートしたテレビ東京のドラマです。
それをNetflixでやっていたので見ました。
主演は江口のりこさんで、全部で12話あり、1話がそんなに長くないし、その都度行く場所が違い、楽しめます。

 (ストーリー)
ダイジェスト出版の編集部の契約社員・五月女恵(江口のりこ)は、会社の同僚からの飲み会などの誘いを断り、勤務時間が終了すると、そそくさと会社を後にし、目的地へと向かいます。
一人で好きな場所にいき、好きなことをする。そんな彼女をソロ活女子と言う。毎回このナレーターで始まるこのドラマ。
おひとりさま行動が寂しいとか、マイナーにとられやすい概念をガラリと変える作品になるかもしれません。

そんな彼女を温かい目で見守る同僚達。 付き合いが悪いな~と思う気持ちもあるものの、それ以上に彼女のソロ活動が気になる様子(笑)
                  

 

このドラマは、フリーライターの朝井麻由美さんのエッセイが原作になっているようです。

        

12話それぞれにもしろかったのですが、全部はとても書けないので、今回はこの中から、2話のソロ動物園&水族館をご紹介します。
       ↓
1話 ソロ焼肉 ソロリムジン
2話 ソロ動物園 ソロ水族館

3話 ソロプラネタリウム ソロラブホテル

4話 ソロ夜景クルーズ(工場夜景)
5話 ソロフレンチ フルコース  
6話  ソロ気球
7話  ソロせんべろ (1000円でベロベロに酔える安く楽しめる大衆酒場)
8話 ソロ 遊園地
9話 ソロ寿司&ソロボーリング
10話 ソロスポーツ 
11話 ソロバーベキュー

12話 ソロ温泉&ソロサウナ


その日恵は、動物園に向かいます。閉園時間が早い為、時短をもらい行ったのは、ローカルな雰囲気の動物園。



入ると園内の順路がわかりやすく書かれた案内マップがあります。
どこにどの動物がいるのか、一目でわかり、効率良く全部の動物を見れるように書かれています。可愛い絵でとてもわかりやすい。子供も楽しめそうな案内図。 これを見ると初めて来た人も迷わず行けそうです。
けれど恵の考えは違います。時間に縛られず、見たい動物をじっくりと見るとゆう楽しみ方。彼女は自分の見たい動物を見に来たのでした。
それはゴールデンイーグル。絶滅危惧種の日本イヌワシ
このワシ見たさに、定期的に各地の動物園に通っていて、それがこの動物園に来た理由のようです。

以前恵は、とある動物園の人気の動物(パンダ)に子供が生まれ、一人で見に行った事があるのですが、長蛇の列に数時間並んだあげく、数メートル歩く間に寝てる動物のお尻が一瞬見れただけとゆう苦い思い出があります。その時に痛切に感じた自分は動物園を楽しんでないとゆう気持ち。
その後、不完全燃焼の中、園内を歩いていると、小学校の中学年くらいの少女が一人ベンチに座って、目の前にいるロバの絵を書いているのに出くわしました。どうやら学校で写生に来たようです、他の子供達も、ライオンや像、キリン、そんな人気の動物を見ながら、おしゃべりしつつ絵を書いています。

少女が人気の動物を描かず地味なロバを一人離れて描いてる姿を見て、友達がいないのか?とゆう気持ちまで湧いてきた恵でしたが、そこへ絵を書き終えた友人達が戻ってきました。
そして少女の描いたロバの絵を見て『うまいね~』『ロバさん、可愛い~』と褒めています。それに『ありがとう〜』と嬉しそうに答える少女。
その時、恵は悟るのです。この少女がみんなと別行動だったのは、ロバが好きだから。。。友達がいないからではない。。友達と描きたい動物が違っていたからだと。。。
そう、少女の描きたい動物は、ライオンでも、象でも、キリンでもなく、ロバ。グループを離れて、黙々と絵を書いていた理由がロバが好きとゆう、シンプルな理由。
今、この瞬間、この動物園を満喫しているのは、この少女なのではないか。。。そう思う恵でした。


それと同時に、人気の動物の子供を見る為に長蛇の列に並んで、ほんの一瞬寝てるお尻を見ただけの、あの時の残念な気持ち。動物園に行き、何気なく人気の動物を
見て、くまなく一周する事を目的にしていた自分は、全く動物園を楽しんでいなかった。。そう思うのでした。
そして自分もあの少女のように、愛する動物に出会いたいと思って、出会った時に運命を感じたのがゴールデンイーグル、絶滅危惧種の日本イヌワシだったわけです。

      💓ゴールデンイーグル 💓

       

  ゴールデンイーグルを見ている恵に色々説明してくれた飼育員さん(俳優のベンガルさん)              
まさに本当の動物園の方?と思えるほどぴったり。このドラマは毎回色々なゲストさんが、ちょこっと登場していて、それも楽しめます。



 


その後恵はこのワシをじっくり見て、写真を撮ると、次の目的地、夜の水族館へと向かいます。

ここでも恵は、動物園と同じく魚をいちいち、チエックなどしません。お酒を飲みながら、海中トンネルを歩き、幻想的な夜の水族館の雰囲気を楽しむのでした。

       

夜の水族館は行った事はないのですが、こちらはぜひ一度ソロ活にこだわらず、帰りの時間を気にせずに行ける友達とか誘って行きたいな〜と思いました。
動物園は、個人的に特別ソロ活として行きたい場所ではありませんが、こうゆう一点集中の見方もあるんだな〜と思いました。動物園の地図に従ってすべての動物を見ないスタイルもありなんだ〜と、少し視点が変わりました。
けれど、これが家族連れとかだとそうは行きませんよね。
やはり初めて動物園に来た子供などは、図鑑でしか見た事のないリアルな動物の姿を、少しでも多く見たいと思います。
その場合は、少し慌ただしくても、できるだけたくさんの動物を見せてあげるのもあり。子供はこれから何度でも動物園を訪れる機会があるでしょうから、最初は駆け足でも、そのうちじっくり見たい動物ができれば、自然と足を止めるはず。パパとママは、その時はその気持ちを尊重して、せかす事なく飽きるまで見せてあげて欲しいですね。
あとは恵のように、長い行列に並んで人気の動物の赤ちゃんのお尻しか見れなくて、自分は動物園を楽しんでいない事を恵のようにを自覚した人もいるかもしれませんが、そうでない人もいると思います。 本当にその動物が好きなら何時間並ぼうが、お尻しか見えなかろうと、一瞬であろうと、どこかで満足感や達成感があると思います。 結局恵はその動物をそれほど好きではなかったんだと思います。
自分が本当に見たいゴールデンイーグルを自分に合った動物園見学スタイルで見に来ている今、恵もあのロバを書いてた少女のように、本当の意味で動物園を満喫できてるのでしょうね。


主人公はドラマ内で40歳を迎え独身ですが、それにこだわることはないですね。恋人や家族がいる方、子育てを終えて自由時間がある方、そんな方でもたまに一人で行動してみると、いつも誰かと行ってる同じ場所でも、違った気持ちになれるかもしれません。 ソロ活、してみたいけど、なんだか不安とゆう方も、このドラマで1歩踏み出してみると、また世界が少し広がるかもしれません。

私は友達と出かけるのも好きですが、一人の時間も好き。
ソロ活と言えるかどうかはわかりませんが、一人ライブ、一人ファンミーティングなど、けっこう行ってます。あとは一人でお店に入り、飲んだり食べたり。。。立ち食い寿司屋さんもあるかな〜 今度は立ち飲み屋さんを探して、飲んでみたいです(笑)

このドラマは、今回の動物園も水族館もそうですが、毎回実際に行ったお店とか施設を紹介してくれます。その気になれば実際に行けるのが嬉しいですね。
今年の春には、このドラマの2も放送されました。
いずれそちらも見たいと思います。皆さんも見れる環境にある方は、1話が短いのでぜひごらんください。


毎回流れるこのテーマ曲が好きでした。テレビで放送されたのは女子が歩いてる姿ですが、こちらはペンギンちゃんと少年が踊ってる可愛いアニメ。
  お時間ある方は、聴いてね。

youtu.be

 (おまけの一言)
御無沙汰しているうちに、早くも10月になりました。
まだ暑い日もありますが、少しずつ秋が深まりつつありますね。9月は個人的に用事が重なって、ブログもなかなか書けず、皆さんの記事もゆっくり見に行けず残念でした。
観たい映画もあったのに劇場に足を運べませんでした。
今月はぜひ映画館での鑑賞をしたいと思っています。引き続き、素敵な秋をお楽しみくださいね。今月もよろしくお願い致します。

ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 このドラマ最高です。

           ウ・ヨンウ弁護士は天才肌

                   

        

ウ・ヨンウ弁護士は天才肌。。。今話題の作品です。        
Netflixで常に上位にランキングされていたので気になって見たのですが、その後も更に注目度が上昇し、英語テレビドラマ部門でグローバル1位、今日のテレビ番組(日本)でも安定の1位を維持しています。 1話を見た時からすっかりはまってしまい、全16話、見終わりました。



今日はこんな作品ですよ〜とゆうことを、ごくごく簡単にご紹介したいと思います。
主人公のウ・ヨンウ(パク・ウンビン)は、キンパ(のり巻き)店を営む父と二人暮らし。 もちろん彼女はキンパが大好きです。

       

そしてクジラも大好き。部屋はクジラグッズがたくさんあり、クジラの事を話し出すと止まらないくらいです。一流弁護士事務所のハンバダに就職が決まり初出勤の日も、彼女は父親から職場ではクジラの話はするなと念を押されるくらいなのです(笑)「それでも、どうしても話したくなったら?」と父親に聞くヨンウが面白い。


クジラはヨンウにとって自分を守ってくれるような存在。裁判で行き詰まった時、いいアイディアが浮かぶと彼女の髪はフワ〜と広がり、クジラが登場するのです。もちろん実際にではなく、ヨンウの頭の中でとゆう事なのでしょう。それでもCGでちゃんと私達にもわかるように登場させてくれますよ。
海でジャンプしたり、法廷の中を泳いだり、電車に乗ってるヨンウの窓越しに鯨も街を泳いでいるようなシーンもたあり、可愛くて楽しめます。それがストーリーに違和感なく溶け込んでるのがすごいな〜と思います。



彼女は自閉スペクトラム症を持っていますが、ソウル大ロースクールを首席で卒業。
弁護士試験1500点越えの天才的な頭脳の持ち主です。
しかし弁護士は鋭い考察力と共に、依頼者とのコミュニュケーションなども必要な要素です。
果たして自閉スペクトラム症の彼女が、法廷に立ち、きちんと弁護士の仕事をこなせるのでしょうか~?
これはそんな彼女が、時に失敗をしながも、新人弁護士として奮闘し、成長を遂げる姿を描くドラマです。

   


ヒロインが自閉スペクトラム症を患っているとゆう設定なので、なんとなく重い感じのドラマなのかな~と勝手に思い込んでいましたが、そんな事はありませんでした。
確かにそのことで本人が悩むシーンもありますが、基本的にはむしろ明るく、前向きになれるドラマかと思います。笑えるシーンも多いです。

            


彼女と同じくらい、周囲の人物達のキャラもそれぞれに面白く、ストーリーを楽しくさせてくれています。
裁判は2話に及ぶものもありますが、基本1話で完結するのがほとんどなので、ちょっと一息タイムに1話ずつ見ても楽しめるのが良かったです。
見どころは、ウ・ヨンウの弁護士としての成長、裁判における深い考察力。仲間との友情、
そして少しずつ明らかにされてゆく、彼女の出生に関する秘密です。

それと何といっても、喋り方も歩き方も普通の人とは少し違うけれど、それさえ愛しく思い、ヨンウをいつの間にか好きになってしまう法律事務所ハンバダ訟務チーム職員のイ・ジュノ (カン・テオ )とのラブロマンスも胸キュンです。
                             二人が最初に出会ったのは、法律事務所のあるビルの入り口です。そこの回転ドアをうまく通れないウ・ヨンウを見かねて 優しくアドバイスをしたのが、イ・ジュノだったのです。 その時は彼女が同じ職場で働く事になろうとはまるで知らない彼でしたが、これも何かの縁だったのかもしれません。そして誰に対しても優しい、彼の人柄がわかるシーンでもありました。

人とのコミュニケーションや触れ合うことが苦手なウ・ヨンウが、優しい彼と距離を縮めていく過程も、ドキドキ、ハラハラ。彼も彼女と付き合うのは簡単な事ではないとわかってるし、なかなか1歩を踏み出せないのですが、ついに気持ちを伝える決心をして。。。
そして不器用ながらも彼に好意を示そうとするヨンウが可愛いです。


   💗ありのままの彼女を見守り、好きになっていくイ・ジュノ            



もちろんロマンスだけではなく、親子愛や彼女を励まし、応援してくれる上司や仲間との信頼関係もこのドラマの大きな魅力です。そして見てるこちらも温かい気持ちになれるドラマです。



韓国と日本で同時配信されたこのドラマ、終わってしまって寂しいです。
色々な要素で楽しめるこのドラマ、Netflixを視聴できる方は、ぜひごらんくださいね。
お勧めです。 特に私は9話がとても感動しました〜!


主演のパク・ウンビンは、子役の頃からこの世界に入っているので、こうゆう難しい役もこなせるのですね。ストーリーの面白さだけでなく、彼女の演技力あってこそのヒットだと思います。
同じNetflixで、これまたパク・ウンビン主演で恋慕(れんぼ)が配信されていますので、また機会があれば見てみたいな〜と思いますが、当分先になりそうです。
あまりにも、このウ・ヨンウ弁護士役が印象的だったので、その余韻にしばらく浸っていたいと思います〜♪ 


(おまけの一言)
残暑お見舞い申し上げます。皆様 お変わりありませんか?
朝、起きた時に、いくらか涼しくはなったかな?と感じる日もあるのですが、本当に今年の夏は暑かったですね。電力不足なのにエアコンつけなければ我慢できないし、買い物から帰るとシャワーを浴びたくなるし、大変な夏でした。いいのは暑いのでビールがより美味しく感じられたことぐらいでしょうか〜(笑)夏らしい夏とも言えますね。
残暑はまだまだ続きそうですが、残り少ない8月も元気にお過ごしくださいね。

 

ベイビー・ドライバー 楽しめました〜!

      ベイビー・ドライバー

                                               
         


ベイビー・ドライバーを見ました。
ベイビー(アンセル・エルゴート)の仕事は銀行強盗などの犯罪者を逃がす、いわゆる「逃がし屋」 
その抜群の運転テクニックには、組織のボスドグ(ケビン・スペイシー)も100%の信頼を寄せています。ベイビーがなぜこんな仕事をしているかといえは、まだ少年の頃に今の組織のボス、ドクの車を盗み大きな損失を与えたのですが、その運転テクニックを見込まれ「逃がし屋」をすることで借りを返しているのです。

彼の生い立ちは決して幸せではありません。両親を車の事故で亡くし、その事故の後遺症で耳鳴りに悩まされています。けれど音楽を聴くと耳鳴りから解放され、運転にも集中できるのです。彼は常に音楽を聴いています。今は彼を理解してくれる養父と暮らしています。

そんな彼がよく行く店のウェイトレス、デボラ(リリー・ジェームズ)に恋をします。
二人は音楽とゆう共通の趣味で盛り上がり、惹かれ合っていきます。

 


彼はデボラに仕事を聞かれ、ドライバーといいます。さすがに本当の事は言えませんよね。
ベイビーは、ちょうどタイミング良く、あと1回で借りを返せます。 恋人もできたしラストの仕事になったので、ドクに今の仕事から足を洗いたいと告げました。ドグはそれを認めます。 
最後の仕事は現金輸送車を襲いお金を奪う事でしたが、その仕事で組んだ3人のうちの一人、バッツ(ジェイミー・フォックス)は、常に相手を威圧してくる短気な男。ベイビーはお金を奪って逃げる時、倒れている警備員に気がつき、動揺したせいか、他の車にぶつけてしまいます。ぶつけられた海兵隊員はベイビー達をしつこく追ってきます。その男に銃を向けて狙うバッツ。ベイビーは何とか引き金を引かせないように、運転テクニックで阻止し、逃げきるのでした。しかしバッツは車を乗り換える際にミスをした仲間まで殺してしまいます。
恐ろしい男ですね。 その遺体の処理はベイビーにまかされました。嫌な気分ではありましたが、これが最後の仕事と割り切り、従うのでした。


自由の身となったベイビーは、養父の勧めもあり、ピザ屋の宅配のバイトを始めます。彼の運転テクニックがここでも活かされ、あっとゆう間に届けられ、頼んだ方もびっくりします。
そんなある日、ベイビーは素敵なレストランにデボラを誘います。


そのデート中に何とドグが現れ、二人の食事の支払いをしてくれたのです。それを知ったベイビーは彼女を待たせて、話をしに行きます。ドグは一度はベイビーが組織を抜ける事を承諾したものの、彼ほどの運転テクニックを持ってる者を手放すのが惜しくなったようで、また自分と仕事をして欲しい、そうでないと恋人のデボラや養父に危害が及ぶかもしれないと脅かすのでした。しかたなくドグの指示に従うベイビーが、かわいそうでした。

次の仕事先は郵便局で、メンバーはベイビー(アンセル・エルゴート)の他に、ハッツ(ジェイミー・フォックス)、バディ(ジョンハム)、ダーリン(エイザ・ゴンザレス)のカップルです。


すぐに銃をぶっ放す、あのバッツがいることで、なんか悪い予感がしますね。

その予感は当たり、バッツは武器の調達時に取引相手を警官と思い発砲します。撃ち合いとなり取り引きどころではありません。アジトに戻るとドクにそのことがバレていました。
取引が無事に終わると必ずかかって来る電話がないので、わかったようです。
相手を警官と思ったのですが、実はその警官はドグに賄賂で買収された警官で敵ではなかったのてす。そのあたり、ドグももしっかり情報を流しといてくださいよーとゆう感じですよね。バッツのような冷静さや考える事をせずにすぐ行動する男には、そうゆう情報も言っておかないとーってゆうか、そもそもこんな男をなぜに仲間に加えてるのが??です。 

ドグは計画を中止しようと言いますが、お金の欲しい彼らは、相手が先に発砲したとドグに嘘をつき、それに他のメンバーも口裏を合わせ、結局は決行になります。  
その日はアジトに泊まることになりましたが、深夜にベイビーは抜け出します。

実はアジトに戻る前にお腹が空いたとゆうバッツの希望でデボラの働く店に寄ったのです。
デボラが危険な目にあわないように、ベイビーは他人のふりをします。デボラも仲間と共に店に入って来たベイビーの、いつもとは違うただならぬ雰囲気に気がつき、うまく立ち振舞います。やっと食事が済み一安心と思ったベイビーでしたが、レジへ向かおうとするバッツが手に銃を持っているのが目に入り、思わず彼の銃をきつく握りしめます。
この男はお金を払いたくないとゆう理由だけでも、人殺しがてきるのを知ってるからです。
レジにいるデボラが心配で、やむなくとった行動でしたが、ベイビーの態度ですべてがわかったようなバッツは、そのまま支払いをベイビーに頼み「チップをはずめよ」と店を出ます。 
この自分の行動で、仲間にすべてがわかったと思ったベイビーは、今後もデボラが目をつけられ危険な目にあうのが嫌で、支払いの時にメモを渡し、彼女と夜中の2時に逃げようと計画していたのです。
しかし車に乗った瞬間、バディに見つかります。 
何処に行くのか聞かれた彼は、「コーヒーを買いに」と言いますが、そんな嘘は通用しません。バディは、「もし明日の仕事に乗り気じゃないなら、コーヒーを買ってそのまま戻って来るな」と言います。 えっ?これはもしかしたら、逃げたいなら行け、あとは何とかするって事?と思う私。チャンス、早く車を出しなさいよ〜と心の中で思ったのですが、その時にタイミング悪くあの男が現れます。バッツです。「何してる?」とゆう問いかけに、バディが「明日の確認」と、うまく言ってくれましたが、その後車に乗り込んで来て、テープを見せて「これは何だ?」と聞きます。 
テープには、「ベイビーおまえはどうする?やるか?」と話してるドグの言葉が録音されていました。なぜ録ったと聞かれたベイビーは、会話の断片をミックスして、歌を作ってるだけと言います。にわかに信じられないバディとバッツ、それを聴かせろと、彼の家に押しかけ、たくさんのテープを没収して、ドグの前にベイビーを連れてきました。
そしてテープを回すと、本当に会話が音楽になっていました。呆れ顔の仲間とボス。
その中には大事な母親やデボラのテープもあり、彼女が恋人なのが、よりはっきりとばれてしまいました。 ボスは郵便局の襲撃にはベイビーの代わりを使うと言いますが、あえてベイビーは自分がやると言います。きっと彼らのそばで動きを監視できてた方が、恋人や養父を守れると思ったのかもしれませんし、もしかしたら仕事をやり遂げて、大事なテープを返してもらいたかったのかもしれません。


そしていよいよ襲撃の日、車で待機していると、事前調査で客を装って行った時、親切に対応してくれた窓口の女性が歩いてくるのに気がつきました。
相手は自分がわかったようで、笑顔を向けてきました。
あの女性が今入って行ったら、あの狂暴なバッツはきっと。。そう思うとたまらず、首を振ったりして、「来るな」と合図をおくります。女性は気が付いたようで、警備員を連れて戻ってきました。タイミング悪くそこに仕事を終えた三人も戻って来て・・・
さて、ここから大きな最後の山場となります。ワクワク、ドキドキ、見ごたえありますよ〜!
続きは、ぜひ本編でご覧くださいね!

 

気がつけば長々と書いてしまいましたが、ストーリーは、どこにでもあるようなものだと思います。単純に言えば、犯罪組織のボスの車を盗んだ少年が、抜群の運転テクニックを見込まれ、逃がし屋として協力することで借りを返していくとゆうお話です。

もちろんある程度の分け前をもらっていて、それは養父との生活に使っています。

そんな彼がレストランで働く女性と恋をし、ちょうど借りをすべて返せた時点で足を洗うはずが、それを一度は認めたボスの気持ちの変化でままならなくなった主人公が、どうゆう行動や選択をして、最後はどうなるかとゆう、もう最初から最後まで飽きずにワクワク観れる作品でした。

とにかく冒頭の銀行強盗をするシーンから、音楽とシンクロしてます。

歩く、マスクをつける、そのどの瞬間も音楽とマッチング。それだけで今まで映画にもたくさん出て来てる見慣れたこんなシーンも、新鮮にカッコ良く見えてしまいました

 

それが終わるとやっとタイトル、ベイビーが街を音楽に合わせて踊るように歩きながらコーヒーを買ってアジトへ運ぶシーンが最高です。個人的にはそのシーンが一番好きです。

     
ここまで見てその後見なくても、満足できちゃいそう。それほど惹きつけられた冒頭のシーンでした。

他にもケヴィン・スペイシー演じるボスのドクや主な仲間の個性的なキャラがしっかりしていて、それもこの作品を面白いものにしてたと思います。

ドグはいつも感情をあまり顔に出さず、クールに淡々と話すタイプなのですが、言ってる事がけっこうおもしろいんです。他の仲間の会話もおもしろい。郵便局に下調べに行った時に、怪しまれないように親子を装って一緒に行ったドグの甥のサム。8歳ながら、防犯カメラの数や、武装した警備員の数、客や職員の数などを、べイビーより先にしっかり覚えてるのも笑えました。ユニークなシーンもたくさんありますよ。 
カーチャイスや音楽、ラブロマンス、ベイビーの人に対する優しさや音楽とシンクロする軽やかな動き、盛りだくさんの内容で楽しませてもらえました〜♪

スタイリッシュで、飽きずに観れた映画でした。 ベイビーが実現したかった、20号線をあてもなく高級車で走り続けたいとゆう夢は叶うのか、ぜひ確かめてくださいね😄

主演のアンセル・エルゴートの作品は、ウエスト・サイド・ストーリーしか見てませんが、個人的にはこちらの方の役の方が好きです。彼の魅力が輝いてたと思います。

機会があったら、ぜひごらんくださいね。(私はNetflixで鑑賞しました)

監督 エドガー・ライト
キャスト
ベイビー:アンセル・エルゴート
デボラ:リリー・ジェームズ 
ドク:ケヴィン・スペイシー 
バッツ:ジェイミー・フォックス 
バディ:ジョン・ハム 
ダーリン:エイザ・ゴンザレス

「トップガン マーヴェリック」 楽しめました。

 

       トップガン マーヴェリック
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今まさに話題の映画 トップガン マーヴェリックを鑑賞しました。
36年前に上映されたトップガンの続編です。


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今回のトム・クルーズは、優秀な生徒達にあるミッションについての教育をまかされた教官を演じています。そのミッションをやってのける為には、パイロットとしての基本的な知識や技術の他に、勇気も必要。なぜなら一つ間違えば命がないような任務なのです。
選び抜かれたエリートの若者達でも、敵の戦闘機やミサイルに1分のスピードの遅れで打ち落とされてしまいます。少しの狂いも許されないこの任務をやり終え、全員を無事に帰還させる事がマーヴェリックの仕事。
しかも、生徒の中には彼に恨みを持つ者もいたり、生徒同士のいがみ合いもあったりするのです。
そんな中、限られた数週間の中で、彼は生徒達の心を一つにさせ、狭い渓谷を少しの狂いもなく走り抜ける技術と、強い精神を保てるようにできるのでしょうか〜

困難を乗り越え、任務に向かう若者達の成長、そして彼らに教える為には、口だけでなく自らが危険をかえりみず、行動で示す教官マーヴェリック
彼の無謀ぶりに顔をしこめつつも、いつしか影響され、応援してていく上官や周囲の人達。
ラストは感動でした。 
冒頭からラストまで、ハラハラドキドキシーンが盛りだくさんのスカイアクション。
キャスト全員が、数ヶ月に及ぶ訓練を受けてから実際の戦闘機に乗って撮影しています。
だからこそ、その表情からは演技を超えるリアル感が伝わってきます。
きっとこの夏の忘れられない映画になると思います。
あとは、ぜひ劇場でごらんくださいね。

 

彼を理解する女性とのラブロマンスは、緊張感高まるシーンの中ではある意味貴重(笑)


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地元にはIMAXデジタルシアターがなく。通常のスクリーンでの鑑賞となりましたが、それでも大迫力で、個人的にはこれて十分大満足でした。

 


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(おまけの一言)
皆様 お元気ですか? あっとゆう間に梅雨が明け、例年にも増して暑い夏がやってきましたね。今年は電力不足で節電を心がけなくてはと思いつつ、この暑さだとエアコンをつけずにはいられません。我慢して体調を壊したり、熱中症になったりの方が怖いですから、しかたないですね。近くに図書館があるので、時にはそうゆう公共施設も利用して、涼しく静かに本でも読んで過ごしたいと思います。そうそう映画館もいいかもしれませんね。
皆様もしっかり健康管理して、元気にお過ごしくださいね。