それでも僕はやってない こんなのあり?
(ストーリー)
電車の中で、痴漢にまちがわれた青年が無実を訴え、警察の圧力に屈せず戦い、
裁判で判決がでるまでの日々を描いた作品。
(shall we ダンス)の周防正行監督の11年ぶりの映画で、今回は刑事裁判の問題点をとりあげた
社会派ムービー
ま~観てびっくり! この題名から、もう結果は推測できるでしょうから、あえて言いませんが
恐ろしいですね~ 今の日本の裁判は~ 彼は何もしていないのに・・・
彼はぎりぎりで飛び込んだ電車のドアに背広の端をはさまれて、
それどころじゃなかったし(そんな身動きがとれない状況で、痴漢する人いますかね~
彼がそんな事をできる状態でなかったと、証言してくれた人がいたのですが、
ずっと見ていたわけじゃないからとゆうことで、さほど有効な証言にはならず、
涙をこらえ気丈にも状況を語る女の子に、裁判は有利に進んでしまいます。
女子高生も、なんで触られてる時に捕まえなかったのでしょう?
触ってる手をギュとつかんで高く上げて「痴漢です」と言えば、まちがいなく犯人を現行犯逮捕
できたんじゃないですか。周りの人がきっと協力してくれますよ。
電車を降りた後で言うなら、もし仮にやったとしても、何の証拠もないのと同じ。
ましてや彼はやってないのに、よく女子高生の言葉だけで証拠もないのに~ 信じられな~い!
この判決にはびっくりしましたわ。
それと腹が立つのは、警察の人間。最初から彼を犯人扱い。
これでは冤罪が生まれてもおかしくないです。
今の日本の刑事裁判のあり方も考えさせられるこの作品。
とても勉強になりました。
主役の方は私はよく知らないのですが、しろうとっぽい演技がこの作品のリアリティーさを増し
いい感じでした。
それにしても、最近の女子高生の制服のスカートは短かすぎます。
お尻がまる見えのミニで,満員電車に乗って通学するなんて・・・ちょっと考えたほがいいな~
帰りにお友達とお茶して、話しました。電車に乗る時は、必ず吊り革につかまるように
息子達に言わなくちゃねって・・・
この映画、こんなのあり?っ感想ですが、とても見ごたえのある社会派ムービーです。
ぜひ、ごらんくださいね!