私のシネマワールド

映画の事を中心に、気の向くままに書いております。

舟を編む ジワジワと良さが伝わる作品です。

                          舟を編む
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玄武書房に勤務する馬締光也(松田龍平)は職場の営業部では変人扱いされていたが、言葉に対する並外れた感性を見込まれ辞書編集部に配属される。新しい辞書「大渡海」の編さんに従事するのは、現代語に強い   チャラ男・西岡正志(オダギリジョー)など個性の強いメンツばかり。仲間と共に20数万語に及ぶ言葉の海と格 闘するある日、馬締は下宿の大家の孫娘・林香具矢(宮崎あおい)に一目ぼれし……。              
                 
                
予告編
 
                                                                                                                                         やっと見る事ができました。第37回日本アカデミーショーにおいて作品賞、主演男優賞を含め、6部門での受賞に輝いた舟を編む。。 息子が、「観たほうがいいよ。。」と何度も勧めてくれていたのですが、観て納得でした。                                                                 
 
          
出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書づくりに取り組む人々の姿を描いた作品です。
辞書が完成し、世の中にお披露目となるまでに、こんなにも気の遠くなるような長い時間がかかるとは思いもしませんでした。辞書作りは紙の質まで考え抜かれているんですね。 ページがめくりやすいよう、やり直しもあったり・・まさに手作り。きめ細かく、最後の最後まで丁重に仕事を重ねていきます。 手を抜かない仕事ぶりに胸が熱くなりました。 
今はパソコンのクリック一つで何でもできる時代。紙の辞書より簡単に言葉の意味や漢字を見つける事が可能です。もちろん、とてもありがたく便利に利用させていただいてますが、この映画を観て、なんとなく紙でできてる辞書を手にしたくなりました。今度、ボロボロになって引き出しの奥で眠っている辞書を久々に取り出してみようと思います。きっと手にした時、。辞書の向こうに、作った方々の苦労が重なって見え、今までとは違う気持ちになると思います。 そんな気持ちにさせてくれたこの映画、、観て良かったと思います。 
馬締光也役の松田龍平さん、まじめ君のキャラがぴったりはまってました。 
また、それに劣らず良かったのが、チャラ男・西岡正志を演じたオダギリジョーさん。 
いつも個性的な役、個性的な外見のキャラが多い彼が、とっても普通に現代的で、やや軽い感じのする青年を演じてます。でもこれがなかなかいいのです。
ストーリーが進むに連れ、彼の魅力がどんどん感じられ、最初の印象とは違ったものになっていきます。
オダギリさん、、どんな役も素敵にこなせる方ですね。
地味ですが、ジワジワとその良さが伝わってくる、楽しめた作品でした。
興味のある方、ツタヤさんにレッツゴーですよ!
 
 
   (おまけの一言)
皆様、お久しぶりです。無沙汰してしまい、申し訳ありません
ずっと実家の父が来て泊まってました。
PCを開くと、ついついそちらに夢中になってしまいますので、せめて父のいる時ぐらいは、たくさん話をし、楽しい時間にしてあげようと、ブログはやりませんでした。たまに皆さんの記事は見に行ってましたが。。
久々に記事が書けて嬉しいです~♪
4月も半ばとなりました。暖かく、過ごしやすく、それだけでも気持ちが晴れやかですね。
桜は終わりましたが、これからはたくさんのお花が楽しませてくれると思いますし、私の誕生月(明日)でもあります。充実した楽しい4月にしたいと思います。                              
 
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 色とりどりのチューリップの赤ちゃんが、大きくなろうとしてま
 
す。 可愛いですね~♪
 
まだ桜が咲いてる時のお散歩の時の写真です。